20日の5985kHz、強力なPipジャミングが出ている。八俣の電波もよく健闘しており、内容の聞き取りは可能である。土曜日は日本語放送から、昨日1330と同じ番組である。後半は朝鮮語、これも昨日1300と同じものである。
放送終了後もジャミングは垂れ流しである。
1300の9950kHz、台湾送信はいつもの強さはない、特に後半日本語放送は蚊の鳴くような声、いやほとんど聞こえなくなってしまった。もっとも日本以外では結構よく聞こえてはいる。441週最後の番組である。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、初登場の曲である。日本語放送は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、これは2014年4月以来の登場である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強力、受信状態は極めて良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、12月20日で80回目の再放送である。
田口八重子さんのご家族メッセージ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんのご家族メッセージ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんのご家族メッセージ、娘さんの曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんのご家族メッセージ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんのご家族メッセージ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんのご家族メッセージ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんのご家族メッセージ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
有本恵子さんのご家族メッセージ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。
以上の方々からのメッセージが放送された。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは全くない、パラオの信号も強く受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などでも登場している。この番組は2015年9月30日、10月9日、18日、24日、11月5日、12月2日、11日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは聞こえない、八俣の信号はまあそれなりに、受信状態は良い。1300の5985kHzと同じ番組である。RFAが伝えるニュースから、10月6日に新しくできた元山の葛麻(カルマ)飛行場で爆破物が発見され、「現地指導」が中止されたと伝えている。現場保存から今も飛行場が満足に使えない状態だという。
北朝鮮工作機関の資料について、これは先日新聞報道されたとおりである。これに対し朝鮮総連が何度も抗議しているという。これはとりもなおさず事実だという証で、北朝鮮からの指令を受け抗議をしているものである。
12月10日、ソールで韓米日の北朝鮮自由化のための合同会議が開かれたこと。
12日に生中継で共同公開収録が行われたことなど。この特別番組は年末(12月31日の予定)にも再放送される。金日成の演説について、1949年2月モスクワで行った演説の一部音声がまた流されている。
救出への道コーナーは増元照明さんの話。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。12月3日、加藤拉致問題担当大臣が、あさがおの会(横田めぐみさん御家族支援の会)主催の「めぐみちゃんと家族のメッセージ~横田滋写真展」のオープニングイベントに出席し、挨拶をしたという内容。
後は10月25日から放送時間が変更になったこと、日本への連絡用電話・FAX番号の告知が出ている。