2015年12月18日

12月17日ふるさとの風

17日の「しおかぜ」5985kHzはジャミングは無く比較的よく聞こえている。木曜日は先週とは違い、スケジュール通り英語放送が出てきた。1317頃からノイズジャミングらしきものが聞こえたがすぐに消えてしまった。
それよりも同波のミャンマー放送が混信しているのがよくわかる。1325:24と1355:24に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1400終了後はジャミングの中ビルマ語が聞こえている。

1300の9950kHz、開始当初は良かったが、特に後半日本語放送は次第に弱くなり聞き取り困難に。この時間は毎日同じ番組である。17日は1330と1430も同じ日本語放送である。
その1430の9960kHzパラオ送信は強力に入感している。拉致問題インフォメーションは、12月12日は北朝鮮に向けた特別放送が行われた。そのなかで「しおかぜ」ふるさとの風」合同公開収録に先立って、北朝鮮にいる拉致被害者に向けた加藤拉致問題担当大臣のメッセージが出ている。ニュース解説は「南北次官級会談」について、今回も何の成果もなく終了してしまった。
拉致問題解説は、「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組について」の報告から「六者会合」についての部分が放送されている。
 六者会合は、朝鮮半島の非核化を始めとする北朝鮮をめぐる諸懸案を解決するための交渉の場として、引き続き有効な枠組みである。政府は、六者会合の再開にはまず北朝鮮による諸懸案の解決のための具体的な行動が必要との立場であり、日米韓で緊密に連携しながら、北朝鮮の具体的行動を強く求めてきているが、日米韓が北朝鮮に求めている具体的行動は見られておらず、六者会合は平成20年12月以来開催されていない。平成17年9月に発出された六者会合共同声明においては、拉致問題を含めた懸案事項を解決することを基礎として、日朝間の国交を正常化するための措置をとることとされており、この共同声明の完全な実施が重要である。政府としては、米国及び韓国、さらには中国やロシアを始めとする関係国と緊密に連携しつつ、北朝鮮に対し、六者会合共同声明の完全実施に向けて具体的行動をとるよう引き続き求めていく考えである。

ふるさとの声は拉致被害者有本恵子さんのお母さん有本嘉代子さんから、2015年3月9日に収録のメッセージ。
朝鮮語今週の一曲は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」2014年10月以来の登場である。日本語は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」、これも2013年11月以来の登場である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、めずらしくこの時間パラオからの電波が弱い。かなり苦しい受信状態である。週一回、8日ごとのローテーションで1330、1430と同じ日本語放送が出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミング聞こえない、受信状態は概ね良好である。
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