2015年12月10日

12月9日ふるさとの風

9日の9950kHz、昨日とは違い台湾からの信号は強い!、朝鮮語・日本語放送ともに受信状態は良好である。1330と1430の9960kHzも同じ番組が出ている。8日ごとのローテーションで日本語も3回とも同じ内容である。
拉致問題インフォメーションは北朝鮮人権問題啓発週間に関する、拉致問題担当大臣のあいさつが出ている。12月12日に国際シンポジウムを開催すという内容。この後の合同公開収録の模様を含め短波ラジオ放送で生中継することを繰り返し告知している。
日本政府主催国際シンポジウム、0500-0700 15635kHz
北朝鮮向け短波放送「ふるさとの風」「しおかぜ」合同公開収録 1000-1200 9960kHz

ニュース解説は「アメリカの専門家の見方」について。パリでISによるテロが発生したり、米国内で銃の乱射殺人事件発生など監視が甘かったとみられている。拉致問題解説は、平成26年度「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組について」の報告から「日朝協議」部分の内容。
 日朝関係については、政府は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて、「対話と圧力」の方針を貫き、全力で取り組んでいく考えである。
 平成26年3月、1年4ヶ月ぶりに日朝政府間協議が再開され、双方が関心を有する幅広い諸懸案について、真摯かつ率直な議論を行い、日本側からは、拉致問題について日本側の基本的考え方について問題提起を行った。同年5月に開催された日朝政府間協議の結果、北朝鮮は拉致被害者及び行方不明者を含む全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を実施することを約束し、7月に特別調査委員会を立ち上げ、調査を開始した。
 同年9月の日朝外交当局間会合では、北朝鮮側から調査の現状について明確な説明がなかったため、10月には日本政府担当者を平壌に派遣し、拉致問題が最重要課題であること、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明並びに拉致実行犯の引渡しが必要であること、政府認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者を発見し、一刻も早く安全に帰国させることを求めていることを、繰り返し特別調査委員会に伝えた。北朝鮮側からは、過去の調査結果にこだわることなく新しい角度からくまなく調査を深めていくこと等の説明があった。
 政府としては、引き続き北朝鮮に対して、日朝合意に基づく迅速な調査を通じ、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を強く求めていく。

故郷の声は松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージで本年3月8日収録。(2015年とは言っていない)
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、おそらく初登場の曲である。日本語放送は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、これは2014年4月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは聞こえない、八俣の信号はややスキップ状態、受信状態は芳しくない。9日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1326:24と1356:24に「日本政府からのメッセージ」が出ている。メッセージの中でも日本語放送では「韓国語放送」としているが、朝鮮語では「朝鮮語放送」とアナウンスしている。韓国に配慮したアナウンスとのこと。

1600の「ふるさとの風」は5975kHz、8日毎にこの時間も1330、1430と同じ番組が出ている。パラオの信号は強力、受信状態は良好である。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、ここもジャミングは聞こえない。八俣の信号はやや弱いが聞き取りは十分可能である。1300と同じ朝鮮語放送が出ている。
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