2015年12月08日

12月7日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」の9950kHzは昨日までとは打って変わり台湾の信号も強力に入感している。受信状態は良好である。今週で通算440週目の放送のはず。拉致問題インフォメーションは北朝鮮人権問題啓発週間に関する、拉致問題担当大臣のあいさつが出ている。12月12日に国際シンポジウムを開催すという内容。この後の合同公開収録の模様を含め短波ラジオ放送で生中継する。
日本政府主催国際シンポジウム、0500-0700 15635kHz
北朝鮮向け短波放送「ふるさとの風」「しおかぜ」合同公開収録 1000-1200 9960kHz
ニュース解説は「アメリカの専門家の見方」について。拉致問題開設は、「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組について」の報告から「日朝協議」部分の内容。
 日朝関係については、政府は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて、「対話と圧力」の方針を貫き、全力で取り組んでいく考えである。
 平成26年3月、1年4ヶ月ぶりに日朝政府間協議が再開され、双方が関心を有する幅広い諸懸案について、真摯かつ率直な議論を行い、日本側からは、拉致問題について日本側の基本的考え方について問題提起を行った。同年5月に開催された日朝政府間協議の結果、北朝鮮は拉致被害者及び行方不明者を含む全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を実施することを約束し、7月に特別調査委員会を立ち上げ、調査を開始した。
 同年9月の日朝外交当局間会合では、北朝鮮側から調査の現状について明確な説明がなかったため、10月には日本政府担当者を平壌に派遣し、拉致問題が最重要課題であること、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明並びに拉致実行犯の引渡しが必要であること、政府認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者を発見し、一刻も早く安全に帰国させることを求めていることを、繰り返し特別調査委員会に伝えた。北朝鮮側からは、過去の調査結果にこだわることなく新しい角度からくまなく調査を深めていくこと等の説明があった。
 政府としては、引き続き北朝鮮に対して、日朝合意に基づく迅速な調査を通じ、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を強く求めていく。

故郷の声は松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージで本年3月8日収録。(2015年とは言っていない)
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、おそらく初登場の曲である。日本語放送は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、これは2014年4月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは聞こえない、出ていないようだ。7日月曜日は日本語放送、失踪者、拉致被害者の氏名生年月日の読み上げが出ている。後半はジャミングが出現かなり聞きづらくなった。



1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強力である。WHRのスペイン語アナウンスの後始まった。7日も受信状態は良好である。これまでと同じ拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、12月7日で69回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、パラオの信号は強く受信状態は良好である。しかしそれ以上に10kHz上のRFAが超強力、時々被りを生じている。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年11月1日、10日、28日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングはわからないがローカルノイズが出ている。八俣の信号も並の強さ、日本語放送が出ている。1300と同じ番組で、拉致被害者・失踪者の氏名生年月日の読み上げである。

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