2015年12月07日

12月6日「しおかぜ」

6日の9950kHz、今日も台湾の信号は弱い。弱いのはこの北朝鮮向けだけで、9735kHzの日本語放送は強力である。「イルボネパラム」「ふるさとの風」どちらもほとんど聞き取り不可能である。

1300の「しおかぜ」は5985kHz、ノイズジャミングが出ているが八俣の信号はそれを上回る強さで来ている。聞き取りは問題ない、昨日1330と同じ日本語放送から出ている。後半1330は朝鮮語放送である。
12月12日の土曜日に~希望の光、届け海を越えて!~と題して、「ふるさとの風」と合同公開収録を行うとの案内。この模様は短波9960kHzで生中継される。昨年もこうした行事が中継されている。
続いて日本海岸へ木造漁船が漂着しているというニュース、季節風の強い時期無理な漁によって遭難が起きているとしている。これは先週土日と同じ内容である。このあとも11月1日に収録された大澤正明群馬県知事のメッセージ、小浜市議会議長、そして若狭町議会副議長のメッセージと続く。
金日成の演説、1949年2月モスクワでの音声が流されている。1322:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。12月10日からの北朝鮮人権侵害問題週間に因む国際シンポジウムなどを開催するという内容。
「しおかぜ」の新しい放送時間と周波数アナウンスが出ている。日本時間22:00〜23:00は5910kHz、5985kHz、6135kHz、7400kHzのいずれか。日本時間1:00〜2:00は5910kHz、 5955kHz、 5985kHz、5990kHzのいずれか。あとはいつもの緊急放送ISに次いで、日本への連絡用電話番号などの案内である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングも聞こえない、パラオの信号はこの時間、今日も強い、受信状態は良好である。これまでと同じ拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、12月6日で68回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、、ジャミングもなくクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。続いて2015年4月26日に開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」での横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなど、現体制下でトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。これに迎合した日本のテレビ局もあり、今や経営不振に陥ってしまった。
今日の一曲は無し。この番組は2015年9月25日、10月4日、22日、11月18日、27日と同じ内容である。


1600の「しおかぜ」は5910kHz、ここもジャミングは聞こえない、八俣の信号もそれほど強くはないが、聞き取りは十分可能である。1300の5985kHzと同じ番組が出ている。
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