2015年11月02日

11月1日「しおかぜ」

11月1日の7400kHzは若干CRIが弱く「しおかぜ」がよく聞こえている。しかし八俣の電波もそれほど強くはない。日曜日は日本語放送から出ている。昨日1330と同じ番組である。
10月27日、特定失踪者問題調査会と拉致問題担当大臣の面会について。10月14日の自由アジア放送からのニュース。北の調査報告は今だ何もないことなど。1949年にモスクワで演説したという金日成の肉声が一部流された。

同時刻9950kHzの「イルボネパラム」朝鮮語と1330の「ふるさとの風」はジャミングも聞こえず受信状態は良好である。通算434週最後の番組が出ている。拉致問題インフォメーションは、加藤拉致問題担当大臣からのメッセージ。ニュース解説は「日韓会議」について、拉拉致問題解説は「平成26年度 拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」の中から政府一体となった取組についての内容。
朝鮮語今週の一曲は、チェッカーズの「あの娘とスキャンダル」、約一年二ヶ月ぶりの登場である。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」、これは約一年4ヶ月ぶりである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、28日もパラオからの信号は並の強さ、ジャミングも聞こえない、受信状態は概ね良好である。日曜日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで38回目の再放送である。
田口八重子さんへ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんへ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんへ、曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
最後に、有本恵子さんへ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。
以上の方々からのメッセージが放送されている。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングはない、パラオの電波は強いが、若干ハム音が聞こえる。1614過ぎぬキャリアーに寸断が続いた。約20秒ほどの停波も起きている。
懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年10月14日、23日と同じ内容である。

5990kHzの「しおかぜ」は下からの被りが多く、受信状態は悪い。1300の7400kHzと同じ番組である。番組の最後には放送時間変更のアナウンス、日本への連絡用電話番号などが告知されている。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい