2015年09月28日

9月27日「しおかぜ」

1300の9950kHz、昨日に続き快適に聞こえている。ジャミングは全くない、聞こえない。429週最後の番組が出ている。拉致問題インフォメーションは、9月11日に拉致被害者ビデオメッセージ完成上映会が開かれたこと。拉致被害者家族からの切実な願いを込めたメッセージが日本政府によって作られた。
上映会のあと一般参加者からのメッセージがいくつか録音で紹介されている。
「このようなビデオをできるだけ多くの人に見ていただいて、拉致問題を自分たちのこととして考えてもらえるといいのではないかと感じました。日本の国民は、皆さんが無事に帰ってくることを心から祈っておりますので、是非その日まで希望を失くさないように頑張ってもらいたいと思います。」、「今まで何十年間もなぜ放っておかれたのか、日本人全員がもっと関心を持ってほしいかった」といった声も。
このビデオメッセージは1430からまとめて放送している旨アナウンスしている。9月19日土曜日から25日まで毎日放送された。
ニュース解説は「北朝鮮の対外姿勢」について、訪朝した際のことが述べられている。拉致の話ではなくお呼びがかかって行ったらしい。朝鮮語今週の一曲は吉幾三の「酒」が流れてきた。彼の曲は初登場だろう。日本語放送は1977年のヒット曲石川さゆりの「能登半島」、これは4年ぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、強力なPipジャミングが出ており受信状態は悪い。先週と同じ番組が出ている。また昨日1400とも同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、昨日は週一回1330と同じ番組が放送されたが、きょう日曜日はまた「拉致被害者ご家族メッセージ」が放送されている。今日で8回目の再放送となる。ジャミングはなく受信状態は良好である。1435過ぎにノイズジャミングが出てきたが弱い、ほとんど影響はない。
田口八重子さんへ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんへ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんへ、曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
最後に、有本恵子さんへ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。

以上の方々のメッセージが放送された。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ノイズジャミングが若干出ているが、パラオ送信は強力に届いている。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年8月22日、31日、9月9日と同じである。アナウンサーが9月21日以降放送分から変わっている。

1600の「しおかぜ」5985kHzはPipジャミングとCRIの混信で全く受信不可能な状態が続いている。1656過ぎにCRIが終了、最後の3分間だけは結構クリアーに聞こえている。
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