2015年09月22日

9月21日ふるさとの風

世の中はシルバーウイークらしいが、そんな休日とは無縁の生活が続いている。敬老の日が15日ではなく勝手に変更される変な祝日である。
21日月曜日からまた新しい番組が出ている。1300代の9950kHz、ジャミングは聞こえない、幾分ノイジーな感じもするが受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは、9月11日に拉致被害者ビデオメッセージが完成し上映会が開かれたこと。拉致被害者家族からの切実な願いを込めたメッセージが日本政府によって作られた。、
上映会のあと一般参加者からのメッセージがいくつか録音で紹介されている。「このようなビデオをできるだけ多くの人に見ていただいて、拉致問題を自分たちのこととして考えてもらえるといいのではないかと感じました。日本の国民は、皆さんが無事に帰ってくることを心から祈っておりますので、是非その日まで希望を失くさないように頑張ってもらいたいと思います。」、「今まで何十年間もなぜ放っておかれたのか、日本人全員がもっと関心を持ってほしいかった」といった声も。
このビデオメッセージは1430からまとめて放送している旨アナウンスしていた。9月19日土曜日からの放送は、やはり予定されていたようだ。
ニュース解説は「北朝鮮の対外姿勢」について、訪朝した際のことが述べられている。拉致の話ではなくお呼びがかかって行ったらしい。
朝鮮語今週の一曲は吉幾三の「酒」が流れてきた。彼の曲はここでは初登場だろう。日本語放送は1977年のヒット曲石川さゆりの「能登半島」、これは4年ぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、強力なPipジャミングで全く受信不可能。たまに日本語の出ていることだけは分かるが内容の聞き取りは不可能である。早急に周波数変更をしてほしいところである。
1430放送終了後もジャミングだけが鳴り響き、ミャンマー放送は影も形もない。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、今日も特別番組として、拉致被害者の帰国を願い作られた家族からのビデオメッセージが放送されている。本日1330の放送で、この時間にビデオメッセージを放送するとアナウンスしている。今日で三日目、同じ番組が出ている。
田口八重子さんへ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。

横田めぐみさんへ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。

曽我ミヨシさんへ、曽我ひとみさんからのメッセージ、

松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージ、

市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。

増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。

松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。

最後に、有本恵子さんへ、ご両親有本明弘さんから、有本嘉代子さんから。
以上の方々のビデオメッセージが、もちろん音声のみが始めて放送された。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングも聞こえない、受信状態は良好である。昨日までとは違いアナウンサーの声が変わった。
懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じで1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2015年9月3日、12日と内容は同じであるが21日放送分から声変わりをしている。
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