2015年09月15日

9月14日ふるさとの風」

1300の「イリボネパラム」朝鮮語放送、ジャミングは聞こえない。台湾からの電波もそれなりに強い、受信状態は概ね良好である。今日から通算で428週目の放送のはず、拉致問題インフォメーションは8月31日参議院において拉致問題等に関する特別委員会が開催された。山谷拉致担当大臣から、2015年5月に訪米した際の報告がされた。ニュース解説は「中朝関係」について。9月7日の北朝鮮建国67周年についてなど。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、「拉致問題Q&A」より。
拉致問題とはどのような問題でしょうか
1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮が、多くの日本人をその意思に反して北朝鮮に連れ去りました。
北朝鮮は、長年にわたり日本人拉致を否定していましたが、2002年9月、当時の北朝鮮の主導者金正日国防委員長は、小泉総理との会談において、初めて日本人拉致を認め、謝罪しました。しかし、拉致された日本人のうち、日本に帰国できたのは5名にとどまっています。
5名以外の拉致被害者についても、政府は、その速やかな帰国を、北朝鮮に強く要求しています。

なぜ北朝鮮は日本人を拉致したのでしょうか
第二次大戦後、朝鮮半島は韓国と北朝鮮に分断されました。北朝鮮は自らが主導して朝鮮半島を統一するために、多くのスパイ機関を設立したと言われています。
金正日国防委員長は、日本人を拉致した理由として、⑴北朝鮮のスパイに日本語を教えるため、⑵北朝鮮のスパイが日本人に成りすますため、と説明しています。


北朝鮮は拉致問題を解決済みと主張していますが本当でしょうか
これまで北朝鮮は、拉致被害者のうち生存しているものはすべて日本に帰国させた、残りの拉致被害者は死亡もしくは入境せずとし、したがって拉致問題は解決済みとしてきました。
しかし、北朝鮮が死亡と説明する根拠は極めて不自然で、全く納得のいくものではありませんでした。
2014年5月の日朝政府間協議の合意では、北朝鮮側は、従来の立場はあるもののすべての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施し、最終的に、拉致問題をはじめとする日本人に関するすべての問題を解決する意思を示したところであり、政府としては、引き続き、すべての拉致被害者の帰国に向けて全力を尽くしていきます。


ふるさとの声は曽我みよしさんへ、帰国したひとみさんからのメッセージが出ている。2015年2月28日収録の声。
朝鮮語の今週の一曲は無し。日本語は1963年のヒット曲、坂本九の「見上げてごらん夜の星よ」。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、いつものジャミングは聞こえない、出ていないのかもしれない。八俣の電波は強力、受信状態は極めて良好である。月曜日は日本語放送で前半、後半ともに失踪者・拉致被害者の氏名生年月日が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、月曜日は1330と同じ番組が出てきた。ジャミングもなく受信状態は極めて良好である。
通常は8日ごとのローテーションのはずだが、いきなり月曜日に出てきた。旋回は9月10日木曜日だったので、これまでのパターンでは18日のはずだが。1457に番組終了、後はいつものBabcock Musicが出ているが時々キュルキュルと早送り状態である。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間も1330、1430と同じ番組である。ジャミングもなく受信状態は極めて良好である。

同じく1600の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングこそ聞こえないが、CRIが強くほとんど聞き取り不可能、時々日本語が浮いてくる程度。1608からノイズジャミングが参戦、騒々しくなってきた。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい