2015年09月14日

9月13日「しおかぜ」

13日土曜日、9950kHzも強力に聞こえている。ジャミングはほとんどわからない。1300朝鮮語、1330日本語放送である。427週最後の番組となる。最初はニュース解説から「中国の抗日勝利70周年記念行事と南北共生」について。中国にとってもはや北朝鮮は蚊帳の外、韓国が重要なパートナーとなっているようだ。
拉致問題解説は、解決にむけて活動している民間団体について。「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の活動や、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」についても解説している。
ふるさとの声は有本恵子さんへ、2015年3月収録の有本嘉代子さんからのメッセージが出ている。今週の一曲、朝鮮語は2009年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」、初登場の曲である。日本語放送は1977年のヒット曲、山口百恵の「コスモス」、5年ぶりの登場だ。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、強力なPipジャミングが出ているが、1329にキャリアーがでほぼ鎮圧、日本語放送は強力に入感している。先週と同じ番組が出ている。また昨日1400と同じ番組である。「次世代の党」について、8月28日に中山恭子氏を次期党首にしたというニュースから。続いて日本の世論の変化について述べている。安保法案反対のデモが続いているが、これとは反対に自衛隊への志願者は増えているという現実。
現在の自衛隊法では拉致被害者を助け出すことはできない、現行憲法下でも救出活動はできるのだが、現政権は憲法違反として行動を認めていない。
救出への道コーナーでは、先の南北会談における双方の思惑についてなど。1322:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。内容はクアラルンプールでの外相会談からに更新されている。後は緊急放送用ISに次いで、いつもの日本への緊急連絡用電話FAX番号などが告知されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、今日も強力な電波が届いている、ジャミングも聞こえない。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の新しい内容である。続いて2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じ、松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。この番組は2015年8月26日と同じ内容である。番組終了時のアナウンスは時刻の前に「日本時間」が追加されている。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、若干弱めだが、ジャミングはなく受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は5985kHz、昨日までとはうって変わり八俣からの電波はきわめて強力である。CRIの混信も全く分からない。1330と同じ番組が出ている。日本語、朝鮮語放送ともにローカル局並みに聞こえている。

1600-1730の放送されている「殉教者の声」は9月11日から7520kHzで聞こえている。2ヶ月ぶりに7505kHzから変更された。
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