2015年09月08日

9月7日ふるさとの風

1300台の9950kHz、ジャミングはほとんど聞こえないが、今日も若干信号は弱め。内容の聞き取りは十分可能である。今週で通算427週目の放送、まずニュース解説から、「抗日70周年記念行事」について。拉致問題解説は解決のむけて活動している民間団体について。「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の活動や、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」についても解説している。
ふるさとの声は有本恵子さんへ、有本嘉代子さんからのメッセージは2015年3月収録。
1977年のヒット曲、山口百恵の「コスモス」、5年ぶりの登場だ。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、Pipジャミングが出ているが、今日は八俣の電波も強力、受信状態は良好である。月曜日は日本語放送、公開されている失踪者と拉致被害者の氏名生年月日が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。続いて2015年4月26日に開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」での横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなど、現体制下でトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。これに迎合した日本のテレビ局もあり、今や経営不振に陥ってしまった。
今日の一曲は無し。この番組は2015年8月20日、29日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」も5985kHz、ただしこの時間は100kWではなく300kW送信とされている。このためかA15期間中周波数変更をしない。
昨日とは違い八俣の電波は極めて強く、いつものCRIの混信も殆んど分からない。受信状態はローカル局並み、極めて良好である。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングもなく、またパラオの信号も強く、1500代の朝鮮語放送同様、受信状態は良好である。
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