1300代の9950kHz、1日の台湾からの信号は強力である。ジャミングは聞こえない。前半朝鮮語、後半1330は「ふるさとの風」日本語放送である。拉致問題インフォメーションは8月8日「拉致問題を考える国民の集いinみえ」における山谷えり子拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。「北朝鮮による国家犯罪で家族を引き裂く残酷な人権侵害だ」と批判し、「解決に向けてかつてなく機運を高めている国連とも連携し、全ての被害者の帰国に向けて努めたい」と述べている。
続いてのニュース解説は「南北高位級緊急接触の合意」について。ふるさとの声は松木薫さんへ、弟さん松木信弘さんからのメッセージ、2015年2月24日の収録から。時々ノイズジャミングが聞こえるようだが、ほとんど影響はない。
今週の一曲、朝鮮語は松任谷由実のHello, my friend、2014年3月以来の登場である。日本語放送は1975年のヒット曲、バンバンの「いちご白書をもう一度」、この曲は2008年9月の第61週に登場したのが最初、その後2013年11月に登場、それ以来ということになる。1357放送終了。
1330の「しおかぜ」は今日9月1日に周波数が変更された。7月31日以来一ヶ月ぶりである。この時間の周波数だけは毎月変更されている。このあと1600からの周波数は今回も変更されない。昨日までの6020kHzへのジャミングは下からの妨害が強くわからない。
火曜日は中国語放送が出ている、信号は強力、受信状態は極めて良好である。後半1400は朝鮮語放送である。いずれも失踪者の氏名が読み上げられている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない。しかし出てきた番組はいつもとは違う、先週1330に放送された番組である。誤送出かローテーションを変えたのかは知らない。
拉致問題インフォメーションは、8月6日ASEAN外相会議に出席のマレーシア訪問中の岸田外務大臣から北朝鮮へ働きかけたこと。同日第5回東アジア主要諸国外相会議から北朝鮮に関する部分の紹介。
▼ 岸田大臣から、日本として、核、ミサイル、拉致等の諸懸案の包括的解決を目指す方針は不変である旨述べ、北朝鮮による核・ミサイル開発の継続は地域・国際社会の重大な脅威であると指摘。国際社会として北朝鮮に対し、(1)核保有を断じて認めない、(2)挑発行動を自制し安保理決議や六者会合共同声明を誠実かつ完全に実施すべきとの強いメッセージを送り続けることが重要であり、同時に、各国による輸出管理を含めた安保理決議の厳格な履行が重要であると述べた。
▼ 拉致問題について、岸田大臣から、日本の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であるとともに、国際社会の普遍的問題であり、各国の理解・協力への期待を表明。また、拉致問題の解決を含む北朝鮮の人権状況の改善に向け、各国と協力していきたいと述べた。
▼ これに対し、多くの国から、北朝鮮の核・ミサイル開発に懸念を表明し、北朝鮮に対して関連安保理決議や2005年の六者会合共同声明の履行を求める発言があった他、複数の国から人権状況に対する懸念が表明された。
ニュース解説は「南北高官による緊急接触」について。とりあえず25日、拡声器放送だけは中止されひとまず休戦状態が保たれることになった。
拉致問題解説は2002年に帰国した地村保志さん、濵本富貴惠さん、蓮池薫さん、奥土祐木子さん、曽我ひとみさんの5人について。1978年7月から8月にかけて拉致された。2010年、拉致被害者等支援法が延長され、引き続き支援が続けられていることなど。今週の一曲は、1981年のヒット曲石川優子の「シンデレラサマー」、これは一年半ぶりの登場である。この番組は8月24~30日の1330-1357と8月25日1430、1600に放送された内容と同じである。1457番組終了、Babcock Musicではなくまた同じ番組が始まった、やはり今日の番組は誤送出だ。さてこの後1600はどうなるのか。1459:35WHRIのアナウンスが出てキャリアーは切れた。