2015年07月21日

7月20日ふるさとの風

7月20日月曜日の9950kHz、放送開始直前から強力なPipジャミングを出している。フェージングが深いのか強弱が激しく落ち込みも多く、時々ジャミングも聞こえなくなってしまう。今週で通算420週目の放送のはず。
ニュース解説は「MERS問題と日韓関係について」、拉致問題解説は久米裕さんについて、1977年9月19日石川県宇出津海岸付近にて拉致された。主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
故郷の声は石岡亨さんへ、お兄さんからの2015年3月の手紙が代読されている。
今週の一曲朝鮮語は杉山清貴「渚のすべて」、これは2年ぶりの登場。日本語は1972年のヒット曲山本リンダの「どうにも止まらない」、今年2月にも登場している。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、6020kHzのノイズジャミングが消え、今日からこの時間も5985kHzへ出してきた。八俣の電波も強く聞き取りは十分可能である。月曜日は公開されている失踪者の氏名生年月日の読み上げである。1358:50と1425:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ノイズジャミングは分からない。1437からバックでPipジャミングが出ているのが分かる。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じで1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2015年6月5日、14日、23日、7月2日、11日と同じ内容である。
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