2015年07月08日

7月7日ふるさとの風

電力不足が続いているのだろうが、時々6400や11680kHzが出ている時間帯があるがすぐに止まってしまう。電波が出せるのだから送信機のトラブルではなさそう、ジャミングも突然止まることから季節関係なく日常的な電力不足。放送よりもジャミングを優先させるのは中国も同じだ。

1300の「イルボネパラム」朝鮮語はジャミングもなく始まった。昨日のような変調の浅い送信機ではなく20kHz幅もある広帯域送信である。1319にかなり強いPipジャミングが出てきたが衰えも激しい、強力な台湾の電波にかき消されている。
後半1330は「ふるさとの風」、まず拉致問題インフォメーションは、6月23日国連人権高等弁務官事務所が韓国のソウルに現地事務所を開設したことについて、6月26日の閣議後の記者会見から、山谷拉致担当大臣の発言が出ている。続いて日本政府外務省報道官談話が次のように放送された。
6月23日、国連人権高等弁務官事務所が韓国のソウルに,北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)報告書をフォローアップするための事務所を開設したことを歓迎します。我が国からは別所浩郎駐韓国大使が、同事務所の開所式に出席しました。
同事務所の開設は、昨年2月に公表されたCOI報告書、及び昨年3月に人権理事会において採択された北朝鮮人権状況決議の勧告を受けたものです。
同事務所は、北朝鮮の人権状況の監視及び記録を強化し、北朝鮮の人権状況の可視性を維持するための現地組織であり、国連において長年にわたり拉致問題を始めとする北朝鮮の人権問題をEUと共に取り上げてきた日本政府としては、拉致問題を含む北朝鮮の人権状況の早期改善のため同事務所の活動に協力していく考えです。
ニュース解説は「北朝鮮の軍事的脅威とアメリカ」について。故郷の声は、曽我ひとみさんのメッセージ、2015年2月27日収録、。
朝鮮語今週の一曲は1986年のヒット曲チェッカーズの「Song for U.S.A.」、2012年7月以来3年ぶり。日本語は1968年のヒット曲黛ジュンの「天使の誘惑」、これは2012年1月以来の登場だ。
7日火曜日はこのあと1430と1600のパラオ送信「ふるさとの風」も同じ番組が出ている。ジャミングは聞こえず受信状態は良好である。いずれも番組は27分間、後はBabcock Musicが流されている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、まだジャミングは6020kHzに垂れ流しである。相変わらず危機管理能力ゼロの醜態をさらけ出している。火曜日は中国語放送から出ている。後半1400は朝鮮語、いずれも公開されている失踪者の氏名が読み上げられている。1355:42と1425:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
引き続き1600の「しおかぜ」も同じ5985kHzだが、送信出力は300kWである。この周波数が変更されない理由が先の国会審議でも垣間見られるように、総務省としては全く眼中にないということ、年2回申請さえすれば後は知らんぷり、答弁する役人に至っては何も知らない。いずれにしろ知らない、仕事はやらない、他人事で放送が続いていること自体が奇異にさえ思えてくる。

上の画像に書かれている文字を入力して下さい