2015年06月19日

6月18日ふるさとの風

1300の9950kHz「イルボネパラム」朝鮮語放送は開始前から激しいノイズジャミングに見舞われている。この程度のジャミングはよく出ているが、今日は台湾からの電波が弱く、一層受信状態が悪化している。後半若干ジャミングも弱くなり、「ふるさとの風」はかなり聞き易くなっている。
今週の一曲は朝鮮語は1989年のヒット曲SHOW-YAの「 限界Lovers」、再結成された、熟女パワーのロックは迫力があるが、なんでこの曲が北朝鮮向け放送に採用されたのか、家族からのリクエストかもしれない。日本語は1978年のヒット曲アリスの「ジョニーの子守歌」、どちらも初登場の曲である。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、Pipジャミングが出ているが弱く全く影響はない、むしろ6015kHzのスーパージャミングがうるさい。18日木曜日は英語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、1300と同じタイプの強力なノイズジャミングが出ている。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。続いて2015年4月26日に開催された「国民大集会」での横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなど、現体制下でトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
それなりの関係者は「金正恩の母親は横田めぐみさんだ。」とはっきり断言しているほどだ、朝鮮問題に関係ない人達が全く同じ事を言うのだが、 この情報は世界の諜報機関の中では常識らしい。今日の一曲は無し。この番組は2015年6月9日と同じ内容である。

1600に「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングの影響はほとんどないが、CRIの混信だけは強い。一刻も早く周波数変更をすべきなのに、全く聞く耳持たずで何もやろうとはしない。
国会での質疑、具体的な周波数まで発言しての質問は極めて珍しい。しかしこれに対しての答弁は全く無関心、他人事のようで役人は仕事をしないことが仕事になっている。
BBCやVOA、RFAなどはいつでも周波数変更をするのに、なぜ日本だけはやろうとしないのか。
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