2015年06月14日

6月13日「しおかぜ」

1300の「イリボネパラム」は9950kHz、ジャミングは全くない、朝鮮語がクリアーに聞こえている。番組途中1315に強力なPipジャミングが出てきた。後半1330は「ふるさとの風」ジャミングの仲良く聞こえている。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、弱いジャミングが出ているが八俣の電波もいつもの強さはない。土曜日は朝鮮語放送から、後半1400は日本語放送。5月27~29日に行われた1万キロ現地調査第26回北海道道南及び後志地区の調査報告が出ている。
27日は江差町椴川の検証、朝鮮総聯元財務副局長・韓光煕が選定した工作員との接線ポイントであった。乙部港では1957年に起きた乙部丸事件の調査。28日は1977年11月9日失踪の建設技術者渡辺栄一さんの調査、国縫川に放置されていた車、トンネル近くで収録した弟さんと叔母からのメッセージが出ている。1971年12月2日北桧山で失踪した名取志津子さん関連調査、仕事先のせたな町瀬棚区は同じく工作員との接線ポイント「蝋燭岩」の怪しい場所。お姉さんとお兄さんからのメッセージが出ている。
1967年4月21日北海道岩内港防波堤で失踪の城崎瑛子の調査、1960年代後半は北海道で若い女性の失踪が相次いで起きている。
1422:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。5月の日米首脳会談が開かれた内容である。周波数アナウンス、日本への連絡用電話番号などが紹介されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングない。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まった。久しぶりの登場である。この歌の途中1338:35にPipジャミング出現、強弱がやたら激しい、急に弱くなりほとんど聞こえなくなったりしている。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2015年3月のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている歌のひとつである。これまた4年ぶりの登場である。番組構成はこの4年前と同じだが、メッセージだけは新しい収録になった。

1600の「ふるさとの風」は9960kHzジャミングはなくクリアーに聞こえている。ジャミングを出す元気もなくなったみたい。

同じく1600の「しおかぜ」は5985kHz、朝鮮語はまあ何とか聞こえていたが、後半1630の日本語は完全にCRIに埋没、聞き取りほぼ不可能である。この時間の周波数変更はする気がないので10月24日までこの状態が続く可能性がある。
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