1330の「しおかぜ」は5985kHz、昨日と同じようにジャミングが出ているが、八俣の電波も強い。受信の障害にはならない程度である。日曜日はニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」1359からジャミングが強くなってきた。特定失踪者家族懇談会が4月26日の国民大集会に合わせて行われた。参加した家族らの氏名が読み上げられている。
1960年9月2日東京台東区から失踪の宮澤康男さんの弟さん、
1968年4月東京都墨田区から失踪の早坂勝男さんの弟さん、
1971年4月今治市で失踪の山下綾子さんのいとこ、
1972年11月1日東京都渋谷区で失踪の生島孝子さんのお姉さん、
1973年1月能代市で失踪の薩摩勝博さんの妹さん、
1973年7月7日市原市で失踪の古川了子さんの姉、・・・
続いて国民大集会が日比谷公会堂で開催された。2000名を超える参加者で拉致の早期解決を訴えた。5月5日の「しおかぜの集い」など政府行事などもあり拉致事件の解決を図っていくことになる。
「救出への道コーナー」では拉致被害者は全員生きているという具体的な証拠を述べている。北朝鮮は死んだことにしなければ困る理由がある。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。 ジャミングはない、拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2014年12月13日「北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録された新しい内容である。
1439にPipジャミングが停波、、いつものようにクリアーに聞こえるようになったが2分後に再開。お兄さん本田勝さんからのメッセージは2014年2月収録で以前と同じ。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。
続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。 今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、メッセージの一つが変更されたのみであとはすべて同じソース。この番組は2015年4月4日、14日と同じ内容である。