2015年05月02日

5月1日ふるさとの風

国連では北朝鮮代表が乱心したようで制止を無視、意味不明な言動、言いたいことをしゃべり退場させられた。こんなところを相手に交渉などできるわけはないのだが、お先真っ暗である。
1300代の9950kHzはジャミングも結構強くかなりノイジーな受信状態である。聞き取りは十分可能である。この時間は毎日同じ番組の繰り返しである。
今週の一曲は朝鮮語はZIGGYのgloria、これは初登場の曲だろう、日本語放送は1977年のヒット曲、尾崎亜美 マイ・ピュア・レディである。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、Pipジャミングが昨日から出てきたが、八俣の電波が強力である。受信の影響は全くない。金曜日は朝鮮語放送、「日本政府からのメッセージ」では「イルボネパラム」朝鮮語放送の周波数がアナウンスされている。日本語では韓国語放送とアナウンスしている。この違いはある国に配慮してのこととか。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの電波は強い。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。再放送のローテーションが9日毎の繰り返しになっている。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。このあと斎藤文代さんから、2014年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録した新しいメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2015年4月2日、12日、22日と同じ内容である。
あれ?1600の「ふるさとの風」が9965kHzに出てきた。誤送出か、やはり1603過ぎに停波、直後9960kHzへ出てきた。いっそのこと9965kHzのほうが混信がなく受信状態がいいのだが。ジャミングはない、受信状態は良好である。

1600の「しおかぜ」も5985kHz、開始前から強力なPipジャミングが出ている。八俣の電波はやや弱いのかスワヒリ語のほうが強い、聞き取りは困難である。なぜこの時間だけ周波数変更しないのか理由はわからない。

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