24日はまた早い時間帯の9975kHzに強烈なPipジャミングが出ていた。0700頃から2時間ほどである。このほかにも13006や12030kHzにも出た日があるが目的は不明。
にもかかわらず肝心な9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。大いに結構、テストはできても本番には出さない優れもののようだ。台湾からの電波は強いがいつものように変調が浅い、この一週間の番組は、5月5日のニューヨークにおける北朝鮮による人権侵害に関する国際シンポジウムのライブ中継の案内が出ている。
放送は5月5日、
1400-1600の2時間、
周波数は9910kHz。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。ふるさとの声は曽我みよしさんへ、ひとみさんからのメッセージがそれぞれ朝鮮語と日本語で出ている、2015年2月の収録である。
今週の一曲は朝鮮語は華原朋美 I'm proudと判明、初登場の曲だろう。日本語は1976年のヒット曲伊藤咲子の「きみ可愛いね」、2011年以降幾度となく登場している曲である。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、昨日に次いで今日も強力である。先週と同じ、また昨日1400と同じ日本語放送から始まっている。北朝鮮工作員の活動がますます活発になっている。工作活動と拉致被害者に関する資料を作成、4月17日の記者会見で公開したこと。
拉致問題の署名活動について、これまで集められた署名用紙の一部を、体育館に敷き詰め、18年前に始められ改めて署名の多さに注目したこと。新しい航空母艦の就役について、これでいざというときに拉致被害者救出に現実味が帯びてきたことを述べている。
自由北朝鮮放送の報道として、船舶での武器輸送が検閲で厳しくなり、北朝鮮がアフリカ諸国で直接武器工場を建設していることなど。現在、ウガンダ、コンゴなどで武器工場の建設が進んでいる。稼働している工場ではエチオピアの工場が最大規模であるとしている。これらの国はいずれもアメリカがテロ支援国家にしている。
救出への道コーナーは安倍総理と拉致被害者家族との面会について。必要なのは報告書ではなく、拉致被害者の帰国である。日本国民全員で北朝鮮と対峙しなければならないと強調している。1352:27に「日本政府からのメッセージ」が出ている、5月5日、ニューヨークで開催される国際シンポジウムについての案内である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、かなり強いPipジャミングが出ている。パラオの電波もそれなりに強く、聞き取りは可能である。日曜日ということで、9930kHzの英語番組が混線している。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、番組のローテーションが9日前と同じ番組である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。久しぶりにこのメッセージだけが新しくなった。今週1330に放送されているメッセージと同じ内容である。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、これまでと同じで2013年2月の収録。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」で収録した明弘さんの訴えが代読されている。続いて2013年2月20日兵庫県で開催された「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」で収録した有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、グループサウンズ時代最大のヒット曲である。この番組は2015年3月28日、4月6日、17日と同じ内容である。