2015年03月29日

3月28日「しおかぜ」

B14スケジュール最後の日である。明日29日からは多くのたんぱ放送局は周波数変更を行う。拉致対策本部の放送は大きな変化はない。1600の「ふるさとの風」が9960kHzに変更される。
1300の9950kHzは強力に聞こえている、ジャミングは全くない。受信状態は極めて良好である。このバンドで最強の電波である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、早くからノイズジャミングを忘れずに出している。しかし若干弱いのと、八俣の電波が強力で、受信状態は良い。前半朝鮮語、後半1400は日本語放送である。先週と同じ番組が出ている。日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」、まず日本政府の北朝鮮に対する要望について。今月中に拉致被害者再調査の回答がない限り、今月末で切れる貿易制裁を継続する旨発表した。3月5日に開かれた民主党の拉致対策本部の会合について。
3月5日の起きた米国の駐韓国大使の襲撃事件に関しての解説。もしこれが北朝鮮で起きたらどうだろうという話、ピョンヤンで中国大使が教われたらという仮説の話だが、韓国とは全く違った扱いがされたであろう。犯人がその場で逮捕され拷問を受け、やがて処刑されるであろう。しかし韓国ではそういったことはない、犯人も車いすで運ばれ手厚い保護を受けていた。
北朝鮮のミサイル発射について、「救出への道コーナー」は2月5日、1988年境港から失踪した矢倉富康のお父さんが亡くなられたこと。1988年8月2日、一人で漁に出発して翌3日朝6時に帰港する予定だったが行方不明。海上保安庁と漁業組合全員が操業を中止して操業海域を捜索したが手がかりなし。8月10日に海上保安庁が竹島沖南南東25キロで漁船を発見したが、本人の姿はなかった。左舷前方に他の船と衝突した痕跡があり、青い塗料が付着していた。昭和59年まで軍事転用可能な精密工作機械を製作していた優秀なエンジニで、技術指導のために韓国や東欧を含む欧米などへも頻繁に出張していた。過去収録したメッセージが放送された。
1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。いまだに調査委員会の結果が出ていないという内容である。従来の周波数アナウンス、連絡用電話番号などの告知が出ている。
この放送、明日から300kW送信になるのか、詳細は知らない。HFCCへの登録はすでに行われているので、実際に電波が出てくれば判明する。登録周波数は、5915, 5980, 5985, 6025, 6100, 6100, 7220, 7325, 7325, 7395, 7395, 7400, 7400kHzである。放送時間から見て、6025kHz以下が使用される模様。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、珍しく1329からWHRスペイン語のIDを出している。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。久しぶりにこのメッセージだけが新しくなった。今週1330に放送されているメッセージと同じ内容である。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、これまでと同じで2013年2月の収録。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」で収録した明弘さんの訴えが代読されている。続いて2013年2月20日兵庫県で開催された「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」で収録した有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、グループサウンズ時代最大のヒット曲である。この番組は2015年3月1日、10日、19日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。この時間は明日から9960kHzに変更される予定。

同じく1600の「しおかぜ」は5910kHz、Pipジャミングが出ている、しかし八俣の信号はローカル局並に強い、上下1700Hzのキャリアーをカットすればほとんど影響はない。前半朝鮮語、後半1630は日本語放送である。1652:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この時間帯49mbでは最も強い電波となっている。
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