1300の9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、若干ジャミングがうるさい。しかし八俣の信号は強く聞き取りは十分である。朝鮮語放送から、後半1400は日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」、まず日本政府の北朝鮮に対する要望について。今月中に拉致被害者再調査の回答がない限り、今月末で切れる貿易制裁を継続する旨発表した。民主党の拉致対策本部の会合について。
米国の駐韓国大使の襲撃事件に関しての解説。もしこれが北朝鮮で起きたらどうだろうという話、ピョンヤンで中国大使が教われたらという仮説の話だが、韓国とは全く違った扱いがされたであろう。犯人がその場で逮捕されやがて処刑されるであろう。しかし韓国ではそういったことはない、犯人も車いすで運ばれ手厚い保護を受けていた。
北朝鮮のミサイル発射について、「救出への道コーナー」は2月5日、1988年境港から失踪した矢倉富康のお父さんが亡くなられた。1988年8月2日、一人で漁に出発して翌3日朝6時に帰港する予定だったが行方不明。海上保安庁と漁業組合全員が操業を中止して操業海域を捜索したが手がかりなし。8月10日に海上保安庁が竹島沖南南東25キロで漁船を発見したが、本人の姿はなかった。左舷前方に他の船と衝突した痕跡があり、青い塗料が付着していた。昭和59年まで軍事転用可能な精密工作機械を製作していた優秀なエンジニで、技術指導のために韓国や東欧を含む欧米などへも頻繁に出張していた。過去収録したメッセージが放送された。
1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。いまだに調査委員会の結果が出ていないという内容である。周波数アナウンス、連絡用電話番号などの告知が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはよくわからない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2014年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録された、お兄さん松本肇さんからのメッセージ。ここだけが新しい収録に差し替えられている。
続いて2013年10月28日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集いin米子」での収録したメッセージ。 縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これは過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、9日前と同じ組み合わせである。意図しないで旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。
この番組は3月3日、12日と同じ内容である。