2015年03月13日

3月12日ふるさとの風

12日の1300代9950kHzは今日も良好である。ジャミングはない、毎日同じ番組の繰り返しだが、受信状態は良好である。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送である。拉致問題インフォメーションは先週の続き、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から「拉致問題Q&A」から。
ニュース解説は「崔竜海(チェ・リョンヘ)氏の降格について」、朝鮮労働党中央政治局常務委員から、ただの委員に降格されたこと。拉致問題解説は、久米裕さんについて。1977年9月17日北朝鮮工作員金世鎬(キム・セホ)によって拉致された。
ふるさとの声は、昨年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録された松本京子さんの兄松本肇さんのメッセージ。
今週の一曲は、朝鮮語はかまやつひろしの「我が良き友よ」、日本語が1975年のヒット曲、小坂恭子の「想い出まくら」、どちらも初登場の曲である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、強烈な1kHzPipジャミングが出ている。ノッチで切ればほとんど受信の影響はない。木曜日は英語放送である。
1400の「自由朝鮮放送」が7515ではなく7510kHzで聞こえている。これにはジャミングが出ている、7515kHzに出ているジャミングの帯域が広い。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはよくわからない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。メッセージが新しい収録に差し替えられている。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2014年12月13日「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録された、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、これは1330に放送されたものと同じ録音である。
続いて2013年10月28日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集いin米子」での収録したメッセージ。 縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これは過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、9日前と同じ組み合わせである。意図しないで旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。そういえば今日12日、最長距離を走る寝台特急トワイライトエクスプレスが最後の旅に出た。
  明日私は 旅にでます
  あなたの知らないひとと二人で
  いつかあなたと行くはずだった
  春まだ浅い信濃路へ
  行く先々で想い出すのは
  あなたのことだと わかっています
  そのさびしさが きっと私を
  変えてくれると 思いたいのです

  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  私にとって あなたは今も
  まぶしいひとつの青春なんです
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

  都会のすみで あなたを待って
  私は季節に取り残された
  そんな気持ちの中のあせりが
  私を旅に誘うのでしょうか
  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  こんなかたちで終わることしか
  できない私を許してください
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  こんなかたちで終わることしか
  できない私を許してください
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます
この番組は3月3日と同じ内容である。

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