22日、日曜日も北朝鮮のスーパージャミングは止まっている。海外向け放送はスケジュール通り聞こえている。それでも6135/6250/6348kHzへは1426:17にスーパージャミングが出てきた、6003/6015kHzはまだクリアーである。
1300代の9950kHz、今日は台湾送信も強力である。397週最後の放送が出ている。今週の一曲は朝鮮語が山本リンダの「どうにもとまらない」、日本語はは1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」、これはおよそ2年ぶりの登場である。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、この一週間ジャミングこそなくなったが、八俣からの電波はややスキップ気味、受信状態はあまり良くなかった。22日もほぼ同様で、日本語放送から番組開始。ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」はまず山谷えり子拉致担当大臣への要請の内容について。もはや交渉による解決ではなく、自衛隊による救出の具体化。日本にいる工作員の摘発。朝鮮総連ビルからの退去。「しおかぜ」の更なる拡充。国連代表部への拉致被害者救出の要請など。
2月5日のRFAの報道から、金正恩が朝鮮労働党創建70周年の10月までに戦争準備をするように人民軍に対して指示を出したと報じていること。金正恩の現地視察から見えてくる、北朝鮮内の状況が深刻さを増していること。
続いて救出への道コーナー、2月12日の安倍総理の施政方針演説のうち、北朝鮮に関する部分から。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている、昨年の国連総会での北朝鮮人権状況決議意見採択の内容。「しおかぜ」の周波数アナウンスに続き、いつもの緊急放送ISのあと日本への緊急連絡用電話番号FAX番号、住所などが出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの電波は強力で、受信状態は極めて良好である。日曜日はこの時間9930kHzに出ている英語放送がクロスモジを起こしている。
懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は松本京子さんへ、2013年10月28日収録のお兄さん孟さんからのメッセージ、同じく2013年10月28日米子コンベンションセンター 国際会議室で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」における松本孟さんの訴え。 縫製会社に勤めていた同僚だった友人ら二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これらはいずれも過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」、この番組は2014年10月28日、11月6日、15日、24日、12月3日、12日、21日、30日、2015年1月17日、26日、2月4日、13日と同じである。