1300台の9950kHzは1月最後の放送も強力に聞こえている。後半の日本語放送も落ち込みもなくクリアー入感している。拉致問題インフォメーションは2月14・15日、石狩市での啓発演劇公演の案内で次の時間に生中継される。
2月14日(土曜日) 0700-0930(1600-1830JST) 15740kHz
2月15日(日曜日) 0400-0630(1300-1530JST) 15740kHz
ニュース解説は「朴槿惠大統領の新年記者会見」について。拉致問題解説は「平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告」の中から、日朝協議の部分についての解説。
ふるさとの声は曽我ひとみさんからのメッセージ、2014年3月の収録から、もちろん朝鮮語放送では朝鮮語のメッセージである。今週の一曲は1973年のヒット曲ガロの「学生街の喫茶店」、この放送では初めての登場、朝鮮語日本語とも同じ内容である。なぜか1342に突然ベトナム語が混線してきた、これはRTIのベトナム語だ。さらに1349にはPipジャミングも出てきた、1357番組終了。ジャミングだけが声高に聞こえている。
1330の「しおかぜ」は6135kHzのジャミングの中へ自爆が続いている。しかし開始直後1331:30にスーパージャミングが停波、朝鮮語がダブって聞こえ出した。もちろん一つは「自由の声放送」、こちらのほうが強く聞こえている。弱いPipジャミングも出ているが全く影響はない。ジャミングと同時に「朝鮮の声」もすべて停波している。
後半1400は日本語放送、ニュースとニュース解説番組「日本海の架ける橋」である。VOFもスキップし聞こえなくなったが、八俣の電波も弱くなった。放送終了までジャミングの出ることはなかった。
6135kHzへのスーパージャミングは1442:10に再開した。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない、パラオからの電波は強力、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。 拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、残された子供はもう40歳にもなる。2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんとお兄さん本田勝さんからのメッセージである。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。 今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、この番組は11月2日、11日、29日、12月8日、17日、26日、2015年1月4日、13日、22日と同じ内容である。