2015年01月16日

1月15日ふるさとの風

平成27年度の拉致対策本部関連の予算案が発表されている。
金額はわずかではあるが、北朝鮮向け放送は、2割アップと他の予算より大きく増えている。今後も政府主催行事などは短波中継される機会が増えるものと思われる。
1300代の9950kHzはクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組が繰り返されている。1357の放送終了後はわずかにジャミングの出ている痕跡が分かる。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、Pipジャミングが出ているものの聞き取りは可能である。15日木曜日は定時番組の英語が出ている。終了間際の1427:20にジャミングが止まり、最後だけは強力に聞こえていた。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、9975kHzのKTWRと肩を並べている、パラオの電波はクリアーに届いているが、開始当初は電波がブチ切れていた。
懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮はウソをついている。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2013年2月の収録で。お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージも同じ。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」で収録した明弘さんの訴えが代読されている。2013年2月20日兵庫県での「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」で収録した有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」。この番組は11月13日、22日、12月1日、10日、19日、28日、2015年1月6日と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、これに先立つ1500の9975kHz、1530の9965kHzの朝鮮語放送も強力に聞こえている。ノイズジャミングが出ているが、全く影響はない。この時間帯、9985kHzのRFAテニアンの電波が弱い、北朝鮮からのジャミングがはっきりとわかる。9875kHzのVOKもスキップすることなく甲高い声をあげている。
これら日本政府が実施している放送でもEiBiリストなどでは地下放送扱いだ。かと思えばバンド外などに出ているSOHは正規の放送として載っている。送信所が日本でないから正規の放送ではないらしい、「しおかぜ」は山俣送信だから地下放送扱いではない。おかしな区別をしている。
日本政府の放送でさえ海外では間違って伝えられているのが現状、いろいろな意味で正しい情報を伝えることはこれからも必要である。もちろん日本でもこのことさえ知らずに地下放送だと思っている人もいるみたい。べりカードさえもらえばどんな放送であろうとそんなこと関係ない、ということのようだ。

そして1600の地下放送扱いされていない「しおかぜ」は6110kHz、Pipジャミングが出ている。1330と同じ英語放送が出ている。
1656:33にジャミングは止まり、この時間も終了だけはクリアーに聞こえだした。
6135kHzもPipジャミングだけの時間があり、1600代、1900代(1906:50~1943)などスーパージャミングは寸断している。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい