平成27年度の拉致対策本部関連の予算案が発表されている。
金額はわずかではあるが、北朝鮮向け放送は、2割アップと他の予算より大きく増えている。今後も政府主催行事などは短波中継される機会が増えるものと思われる。
1300代の9950kHzはクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組が繰り返されている。1357の放送終了後はわずかにジャミングの出ている痕跡が分かる。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、Pipジャミングが出ているものの聞き取りは可能である。15日木曜日は定時番組の英語が出ている。終了間際の1427:20にジャミングが止まり、最後だけは強力に聞こえていた。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、9975kHzのKTWRと肩を並べている、パラオの電波はクリアーに届いているが、開始当初は電波がブチ切れていた。
懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮はウソをついている。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2013年2月の収録で。お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージも同じ。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」で収録した明弘さんの訴えが代読されている。2013年2月20日兵庫県での「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」で収録した有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」。この番組は11月13日、22日、12月1日、10日、19日、28日、2015年1月6日と同じである。