1300代の9950kHz、朝鮮語と日本語放送は全く聞こえない。台湾からの電波は完全にスキップ、後半はキャリアーの存在も確認できない状態である。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは出ていないようだ。あるいは出ていてもスキップして聞こえないようだ。2日金曜日は日本語放送、特別番組で、脱北者の生々しい声が出ている。12月29日と同じ内容である。
4年前に脱北した金ハナコさんの声。
10年前脱北した榊原洋子さんの声。
北朝鮮改革放送のキム・スンチョル代表から。1354:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400からは12月13日に日本政府主催で行われた「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」から。各対北放送の代表者へのインタビューが朝鮮語のまま出ている。
続いて当日の公開収録から、藤田進さんの弟 藤田隆司さん、山本美保さんの妹 森本美砂さん、田口八重子さんの兄 飯塚繁雄さん松木薫さんの姉 齋藤文代さん、有本恵子さんの父有本明弘さん、松本京子さんの兄松本孟さんのメッセージ。1424:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの電波は強力、ジャミングも全くない、受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん
2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
春はまだ遠い最果ての ここは北の国
誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年10月31日、11月9日、18日、27日、12月24日と同じ内容である。