12月30日の「しおかぜ」は音楽特番、拉致被害者救出への思いを切々と綴った心の歌を集め「しおかぜコンサート」である。拉致被害者、失踪者を支援するために家族自身や支援者たちが作詞作曲した曲などが放送されている。
1330の5910kHz、ジャミングは出ているが、弱い、力強い歌声がジャミングを掻き消している。それぞれの歌は
調査会のサイトでも聞くことができる。
「あなたを忘れない」 増元照明・俊子 ボランティアの皆さん
「蒼明」 高野美幸(特定失踪者 高野清文さんの妹)失踪したお兄さんへの思いを込めた歌。
「
海を越えて」 渡邉葉月、中村三奈子さんを支援する会。
(1)
蒼い海 はるか 水平線を越えて
今日も また 船が行く 私はひとり
目を閉じて 想う 遠い夢
蒼い海 はるか 水平線を越えて
今日も また 船が行く 私はひとり
目を閉じて 想う 遠い夢のつづき
手をつなぎ 夕焼けの道を
あ~もどりたい 幼い頃の あの日のような
「今日も また…ずっと海を見ています…
この海の向こうは…私の生まれたふるさと…
そして…私が小さかった頃のお母さんが…
あれから…どうしていますか?…お母さん!」
(2)
流れゆく 時間(とき)は もどらないけれど
過ぎて行く 季節はめぐり 私のもとへ
今年も春の みなみ風
ふるさとは サクラ咲く頃
あ~帰りたい 風よ私も あのふるさとへ
「いつの日か…きっと…きっと会えますように…
それまで…元気でいてね…お母さん!」
目をとじて泪 募る想いに
忘れない あの温もりを
あ~いつの日か この海越えて あなたのもとへ
あ~ふるさとへ
「翼」 藤井秀亮(ひでりょう)、過去「ふるさとの風」や「イルボネパラム」では
今週の一曲でも放送されている。
「無事を祈りて」 宇佐美由美子
1359:33に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半は「愛しき子よ」、
サネヨシの歌で。
「荒城の月」
saya
「空と海の向こう」と「ふるさと」は
山口采希さんの歌で。
「蛍の光」 saya
(1)
ほたるの光、窓の雪
書(ふみ)よむ月日、重ねつつ
いつしか年も、すぎの戸を
明けてぞ、けさは、別れゆく
(2)
とまるも行くも、限りとて
かたみに思う、ちよろずの
心のはしを、一言(ひとこと)に
さきくとばかり、歌うなり
(3)
筑紫のきわみ、みちのおく
海山とおく、へだつとも
その真心は、へだてなく
ひとつに尽くせ、国のため
(4)
千島のおくも、沖縄も
八洲のうちの、守りなり
至らんくにに、いさお しく
つとめよ わがせ、つつがなく
学校現場では2番までしか歌わせない、3、4番に込められた歌詞を知る人は少ない。1426:12にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。
5910kHzで受信した「しおかぜ」
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているが弱い、パラオの電波は強力で、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は松本京子さんへ、2013年10月28日収録のお兄さん孟さんからのメッセージ、同じく2013年10月28日米子コンベンションセンター 国際会議室で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」における松本孟さんの訴え。 縫製会社に勤めていた同僚だった友人ら二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これらはいずれも過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」、この曲も過去何回も登場している。この番組は2014年10月28日、11月6日、15日、24日、12月3日、12日、21日と同じである。
1500の9975kHz、1530の9965kHz、朝鮮語放送もジャミングはなくクリアーに聞こえている。1300の9950kHzと同じ番組が出ている。今日の一曲は「しおかぜコンサート」でも放送された「あなたを忘れない」である。
1600の9975kHz日本語放送もジャミングは全く分からない。1430と同じ番組である。
1600の「しおかぜ」は6110kHz、かなり強いPipジャミングが出ている。ノッチできればあまり大きな影響はない。内容の聞き取りは十分できる。1330と同じ番組で「しおかぜコンサート」である。
ジャミングは1512に出現、1826まで垂れ流しが続いていた。