2014年12月30日

12月29日「しおかぜ」

29日月曜日、1300の9950kHzは通算390週目の放送、ジャミングは全くない、聞こえない。受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは12月18日の国連総会本会議で拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害を非難する決議案が採択されたこと、12月8日の拉致問題啓発コンサートでの山谷担当大臣のあいさつが出ている。
ニュース解説は「金正恩のロシア訪問の可能性」について。今週の一曲は、ふるさとの風コンサートから「あなたを忘れない」。朝鮮語、日本語放送ともに同じ内容である。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、29日月曜日は予告通り特別番組で始まった。いつものジャミングが全くない出ていないようだ。しかし1341に弱いながらもジャミングが出てきた、全く影響はない。まず脱北者の証言特集から。
4年前に脱北した金ハナコさんの声。
10年前脱北した榊原洋子さんの声。
北朝鮮改革放送のキム・スンチョル代表から。
後半1400からは12月13日に日本政府主催で行われた「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」から。各対北放送の代表者へのインタビューが朝鮮語のまま出ている。
続いて当日の公開収録から、藤田進さんの弟 藤田隆司さん、山本美保さんの妹 森本美砂さん、田口八重子さんの兄 飯塚繁雄さん松木薫さんの姉 齋藤文代さん、有本恵子さんの父有本明弘さん、松本京子さんの兄松本孟さんのメッセージ。1354:38と1424:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、パラオの電波は極めて強力である。 懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始、受信状態は概ね良好である。 拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。1440ごろからジャミングも聞こえなくなった。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年11月5日、14日、23日、12月2日、11日、20日と同じ内容である。

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