2014年12月14日

12月13日「しおかぜ」

13日の「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」は15740kHzで0430-0730に無事生中継された何のトラブルもなく終了した。台湾送信の変調の浅い点を除けば。
1300台の9950kHz、13日もジャミングはなく受信状態は良好である。この時間は毎日同じ番組の繰り返しである。明日14日の包装まで住んでしまった二つの行事の案内が続くことになる。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは弱い、13日土曜日は朝鮮語放送から開始、後半1400は日本語放送である。まず北朝鮮について日本で聞かれる疑問について答えている。選挙についての解説。すべて賛成の票しかできない意味のない選挙だがやってますというジェスチャーである。北朝鮮の人民軍についての話など日本との関わり、金正恩の健康状態について、北朝鮮の将来の夢についてなど。歌が一曲、拉致被害者の早期救出を願った歌 「空と海の向こう」。北朝鮮人権侵害問題啓発週間にあわせて、拉致問題啓発LIVEツアーを開催している、山口采希さんが歌っている。
1352:56と1422:27に「日本政府からのメッセージ」が出ている。内容はコンサートとシンポジウム開催の告知である。周波数アナウンス、緊急放送ISに次いで日本への連絡用電話番号などが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。この冬の時期にも懐かしい日本の歌は「たなばたさま」で始まった。せめて歌だけでも差し替えればいいと思うのだが、やる気のなさがここにも見て取れる。ましてや拉致事件の解決なんてとんでもないといいたいのだろう。行事もやったりしてジェスチャーだけは見せている。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2014年1月21日のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。1441にジャミングが聞こえだした、しかしほとんど影響はない。 今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿8時発の列車だ。この番組は2014年10月29日、11月7日、16日、25日、12月4日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングはない、若干パラオからの信号も弱いが、おおむね受信状態は良好である。1430と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6110kHz、ジャミングは弱いが八俣の電波も幾分スキップ気味のようだ。聞き取りは十分可能である。1330の5910kHzと同じ番組が出ている。
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