1300代の9950kHz、ジャミングは全く聞こえない、朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は極めて良好である。今週の番組では、毎年、北朝鮮人権侵害問題啓発週間に開催される「ふるさとの風コンサート」、そして今回開かれる「対北朝鮮ラジオ放送シンポジュウム」の模様が初めて短波で生放送される旨告知している。
12月8日、月曜日、「拉致問題啓発コンサート」 : 0900-1000 15150、 1000-1200 9930
12月13日、土曜日、「対北朝鮮ラジオ放送シンポジュウム」 : 0430-0700 15150
ニュース解説は「米中首脳会談と北朝鮮非核化」について。拉致問題解説は平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告など。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送ともに同じ、南こうせつ「国境の風」、久しぶりの登場である。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、いつになく強力なPipジャミングが出ている、八俣の電波もそれなりに強く聞き取りは可能である。22日土曜日は朝鮮語放送から、後半1400は日本語放送である。ジャミングもスキップ、かなり受信状態がよくなってきた。日本政府調査団の派遣によって北朝鮮の弱点が一層はっきりしてきた。番組は先週と同じ内容、さる10月28日、平壌での会談の詳細が放送されている。続いて全国各地での集会の様子などが出ている。救出への道コーナーはいつもの事務局長の話。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、パラオの電波は強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始、拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は発表している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2013年2月の収録で。お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージも同じ。続いて2013年9月16日東京で開かれた「すべての拉致被害者を救出するぞ、国民大集会」から明弘さんの訴えが代読されている。2013年2月20日兵庫県での「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」から有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」。この番組は11月13日と同じである。