2014年11月02日

11月1日「しおかぜ」

1300の9950kHz、今日もジャミングは聞こえない、台湾からの電波は強く受信状態は極めて良好である。この時間は毎日同じ番組の繰り返しである。ふるさとの声は、増元るみ子さんへ、お姉さんの平野文子さんからのメッセージで2014年10月の収録で最新版である。今週の一曲は朝鮮語、日本語とも同じで1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」が出ている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、早くから強烈なPipジャミングが出ている。八俣の電波はスキップ気味でほとんど受信不可能。後半は日本語放送、これも聞き取り困難である。こうなるとどこぞの局のように日替り周波数で出てほしい。後半1400は日本語放送が出ているがほとんど聞き取れない。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間もジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された、当時24歳である。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メルソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

この番組は2014年4月17日、26日、5月5日、14日、23日、6月19日、28日、7月7日、16日、25日、8月3日、12日、21日、9月17日、26日、10月5日、14日、23日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5910kHz、1543:35にノイズジャミングを出してきた。朝鮮語、日本語ともに全く受信不可能。

同じく1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは聞こえない、いつものようにクリアーに聞こえている。

1300-1500の「自由朝鮮放送」は引き続き7557kHzに出ている。
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