30日の9950kHz、ジャミングのスキップがなくかなりうるさい、これまでと同じで上側波帯に強く出ているため、LSB受信で逃れられる。
しかし次第にジャミングも弱くなり受信状態は良くなってきた。拉致問題インフォメーションは5人が帰国して12年経つ、山谷拉致担当大臣記者会見の模様から。ニュース解説は「韓国軍への戦時作戦統制権移管」について、事実上の無期限延期という形で合意した米韓の定例安保協議会(SCM)の模様から。ソウルの竜山米軍基地を2016年までに京畿道平沢へ移転させる一方で、米韓合同司令部は竜山に残すことを決めた。拉致とは関係のないニュース解説。
拉致問題解説は国連調査委員会最終報告書について。ふるさとの声は、増元るみ子さんへ、お姉さんの平野文子さんからのメッセージで2014年10月の収録で最新版である。
今週の一曲は朝鮮語、日本語とも同じで1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」が出ている。
1300台の対北放送としては「自由朝鮮放送」RFCが1300-1500に出ている。26日は7555kHzに28日は7560kHzと変化している。昨日から7557kHzと半端な周波数に出ている。こうなるとウズベクではなくタジクからとも考えられるが真相は知らない。
1430-1530の7590kHzは26日から「北朝鮮改革放送」が安定して聞こえている。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、Pipジャミングが出ているが、八俣からの電波も強力である。木曜日は英語放送、受信状態は概ね良好である。後半は若干ジャミングが強くなり英語も弱弱しい。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、1300代の9950kHzと同じタイプのジャミングが出ているがかなり弱い。受信状態は良い、懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2014年4月15日、23日、5月3日、12日、21日、30日、6月8日、17日、7月5日、23日、8月10日、19日、28日、9月6日、15日、10月3日、12日、21日と同じ内容であるが、最後の周波数告知は差し替えられており、1600の周波数は9975kHzがアナウンスされている。