2014年10月25日

10月24日ふるさとの風

きのうに続き1300代の9950kHzはクリアーに聞こえている。ジャミングは出ているかもしれないがスキップして聞こえない。拉致問題インフォメーションは、日韓、日米の拉致問題に対する意見交換など。ニュース解説は「3年8か月ぶりの南北軍事当局者会談」について。
拉致問題解説は、「拉致事件とは何なのか」について。1970年代から80年代にかけて多くに日本人が不自然な形で行方不明になる事件が続いた。25年ぶりに5人が帰国するまでメディアは拉致を認めなかった。ふるさとの声は横田早紀江さんからのメッセージ、2014年4月1日の収録。今週の一曲は朝鮮語と日本語ともに同じ、1961年のヒット曲、坂本九の「上を向いて歩こう」である。
この放送は拉致問題対策本部のオンデマンド放送で聞くことができる、ただし今週の一曲だけは著作権上の理由ということでカットされている。

1330に「しおかぜ」は6020kHz、24日金曜日は朝鮮語放送が出ている。昨日とは打って変わり強力に入感している、ジャミングもほとんど気にならない。しかし後半1403過ぎから急激に八俣の信号が低下、ほぼノイズの中に埋もれてしまった。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間もジャミングは全くない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信憑性も疑わしい。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんとお兄さん本田勝さんからのメッセージである。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。これは従来通りである。
今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、この番組は4月9日、18日、27日、5月6日、15日、6月11日、20日、29日、7月8日、17日、26日、8月4日、13日、31日、9月9日、18日、27日、10月6日、15日と同じである。


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