2014年10月15日

10月14日ふるさとの風

1300の朝鮮語、1330の日本語放送、どちらもジャミングは全くない。昨日に続き受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは、9月25日、国連での一般演説について、また通常国会での発言について。ニュース解説は「北朝鮮の国連大使の発言」について。拉致被害者が一体何名なのか知らないとし、もう解決したことだ・・・といつもの開き直り。
拉致問題解説は2002年に帰国した5人について。1977年から1978年にかけて多くの日本人が拉致された。北朝鮮がかかわっていると言われたが、多くのメディアは封印をしてきた。36年以上経ってもいまだにほったらかしである。ふるさとの声は横田滋さんから、2014年4月1日の収録である。
今週の一曲は中島みゆきの「地上の星」、朝鮮語、日本語放送ともに同じ曲である。2008年に初登場して以来である。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、これまた昨日に続きまったく聞き取れない。すでに八俣の電波はお休みをしてしまった。後半朝鮮語が出ているのがかろうじてわかった程度。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない、パラオの信号は強力である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された、当時24歳である。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メルソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
この番組は2014年4月17日、26日、5月5日、14日、23日、6月19日、28日、7月7日、16日、25日、8月3日、12日、21日、9月17日、26日、10月5日と同じ内容である。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい