1300代の9950kHz、今日もジャミングは全く無い。今週で通算379週目の番組のはず、1330の「ふるさとの風」もクリアーに聞こえている。アンテナが雨に濡れているせいか、ノイズフロアーレベルが若干高い。拉致問題インフォメーションは、9月25日、国連での一般演説について、また通常国会での発言について。ニュース解説は「北朝鮮の国連大使の発言」について。拉致被害者が一体何名なのか知らないとし、もう解決したことだ・・・。
拉致問題解説は2002年に帰国した5人について。1977年から1978年にかけて多くの日本人が拉致された。北朝鮮がかかわっていると言われたが、多くのメディアは封印をしてきた。36年以上経ってもいまだにほったらかしである。ふるさとの声は横田滋さんから、2014年4月1日の収録である。
今週の一曲は中島みゆきの「地上の星」、朝鮮語、日本語放送ともに同じ曲である。2008年に登場している。
1.
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス
街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
2.
崖の上のジュピター
水底のシリウス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
3.
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングが強く、というよりも八俣の信号が弱いだけかも、内容は全く聞き取れない。後半時々失踪者の氏名が聞き取れる程度、受信状態は最悪である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは13日も全くない、パラオの電波も強く受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん
2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
春はまだ遠い最果ての ここは北の国
誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年4月7日、16日、24日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、11日、20日、29日、9月25日、10月4日と同じ内容である。