2014年10月10日

10月9日ふるさとの風

9日木曜日の9950kHz、弱いながらもPipジャミングが出ている。台湾からの電波は強く受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは9月17日菅官房長官の話として調査を粛々と進めている、現時点ではまだ初期段階でこれ以上のことはないという何とも頼りない話。
ニュース解説は「北朝鮮高官の韓国電撃訪問」について。続いて拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に何の証拠もない死亡診断書で家族全員死亡と北朝鮮は発表している。
朝鮮語今週の一曲は1999年のヒット曲、小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう」、2012年10月以来の登場である。北朝鮮向けの放送になぜこの曲なのかよくわからない。
日本語放送今週の一曲は1976年のヒット曲、因幡晃の「わかって下さい」、2007年に登場以降何回も使われているが、今回は2011年以来である。1357番組終了、弱いながらもジャミングが残っている。1358に強力なキャリアーが出現、テニアン島からの電波である、そして1459にベトナムからのジャミングが出てきた。RFAのほうがはるかに強い。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、今月いっぱいこの周波数で通すつもりなのだろう。木曜日は英語放送である、ジャミングよりもモンゴル語の混信が目立つ。1355:23に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、弱いPipジャミングが出ている。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった、受信状態は良好である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年4月12日、21日、5月9日、18日、27日、6月5日、14日、23日、7月2日、11日、8月7日、16日、25日、9月3日、12日、21日、30日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、1559過ぎに弱いながらもジャミングが出てきたが全く影響はない。パラオからの電波は強力である。1430と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは聞こえない、CRIの混信がやや目立つが概ね良好である。木曜日は英語放送である。後半はさらに信号も強くなり混信も目立たなくなってきた。1625:22と1655:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
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