2014年08月30日

8月29日ふるさとの風

今日も9950kHzはジャミングがない、出ていない。1300からの「イルボネパラム」朝鮮語放送が強力に入感している。9955kHzに出ているRMIへのキューバからのジャミングが聞こえている。
拉致問題インフォメーションは先週と同じである。拉致被害者等今後の支援策のあり方について中間報告がとりまとめられた。今後の政策について古屋拉致担当大臣から被害者へのメッセージが出ている。ニュース解説は米国の対北朝鮮政策について、ケーリー国務長官の演説から。
拉致問題解説は石岡亨さんについて、1980年5月ごろヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
ふるさとの声は市川修一さんへ、姉の市川龍子さんから2014年3月収録のメッセージ。朝鮮語、日本語放送ともに今週の一曲は無し。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは出ているがほとんど影響はない。29日金曜日は朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間もジャミングは出ていない、受信状態は極めて良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんからで2014年2月28日の収録と新しくなっている。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります

この番組は2014年4月7日、16日、24日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、11日、20日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングが出ているがきわめて弱い、受信の影響は全くないレベル。1430と同じ番組が出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は6090kHz、いつになく八俣の電波が弱い。同波のCNR2が強く感じられる。1604のノイズジャミングが出てつぶされてしまった。放送終了まで八俣の電波はスキップしたまま。
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