2014年08月13日

8月12日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送はジャミング無しで始まったが、1305:25に出てきた。しかし台湾の信号も強く聞き取りは可能である。後半1330は「ふるさとの風」日本語放送、拉致問題インフォメーションは拉致被害者等の今後の支援策のあり方の中間報告がとりまとめられた。今後の政策について古屋拉致担当大臣から被害者へのメッセージが出ている。ニュース解説は「北朝鮮の挑発的発言について」、拉致問題解説は増本るみ子さんについて。1978年8月12日市川修一さんとともに拉致された。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したという北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は松木薫さんへ、高校時代の同級生からのメッセージ、2014年2月の収録である。今週の一曲は先週に続き朝鮮語、日本語放送ともになし。1357番組終了。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、こちらも9950kHzと同じタイプのジャミングが出てきた。しかし八俣の電波ははるかに強く概ね受信状態は良好である。火曜日は中国語と朝鮮語による失踪者の氏名が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950や5985kHzと同じノイズジャミングが出ている。パラオの電波は強い、受信状態は概ね良好である。この時間は週6日間は9日毎のローテーションで同じ番組が繰り返されている。懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メルソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです

この番組は2014年4月17日、26日、5月5日、14日、23日、6月19日、28日、7月7日、16日、25日、8月3日と同じ内容である。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい