今週から通算370週目の番組のはず、今週は月曜日から新しい内容である。今日からまたジャミングが出てきた、ただしおかぜなどと同じタイプで、ピピピッとうるさい、しかし台湾の電波もそれなりに強く聞き取りは十分できる。
拉致問題インフォメーションは拉致被害者等の今後の支援策のあり方の中間報告がとりまとめられた。今後の政策について古屋拉致担当大臣から被害者へのメッセージが出ている。ニュース解説は「北朝鮮の挑発的発言について」、拉致問題解説は増本るみ子さんについて。1978年8月12日市川修一さんとともに拉致された。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したという北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は松木薫さんへ、高校時代の同級生からのメッセージ、2014年2月の収録である。今週の一曲は先週に続き朝鮮語、日本語放送ともになし。1357番組終了。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは分からない、受信状態は極めて良好である。11日月曜日は失踪者拉致被害者の氏名読み上げが出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは若干弱いが9950kHzと同じタイプが出ている、パラオの電波もそれなりに強く受信状態は良好である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まった。
。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんからで2014年2月28日の収録と新しくなっている。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん
2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
春はまだ遠い最果ての ここは北の国
誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年4月7日、16日、24日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日と同じ内容である。