1300台の9950kHz、ジャミングと互角の勝負である。内容の聞き取りはできる。この時間は毎日同じ番組が出ている。1330の日本語放送は幾分ジャミングも弱くなり聞きやすくなっている。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、信号は強力、受信状態は極めてよい。1日金曜日は朝鮮語放送が一時間出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているがパラオからの電波も強力、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2014年4月15日、23日、5月3日、12日、21日、30日、6月8日、17日、7月5日、23日と同じ内容である。終了間際1455にジャミングが停波した。