2014年07月15日

7月14日ふるさとの風

1300台の9950kHz、激しいジャミングがピピピッとけたたましい。それでも台湾からの電波も強く聞き取りは可能である。今週で通算366週目の番組のはず。
拉致問題インフォメーションは7月4日の特別調査委員会立ち上げに関し、菅内閣官房長官の発言が出ている。ニュース解説は7月7日発表の北朝鮮声明の内容について。
拉致問題解説は田中実さんについて。1978年8月在日朝鮮人に騙されて北朝鮮へ連れ出されそのまま行方不明になった、当時28歳である。
ふるさとの声は松木薫さんのお姉さん斉藤文代さんから2014年2月28日収録のメッセージ。朝鮮語、日本語放送ともに今週の一曲はなし。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、5kHz下のジャミングがうるさい、しかし八俣の信号は強く受信状態は良好である。14日月曜日は拉致被害者失踪者の氏名読み上げである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているがパラオからの電波も強力、受信状態は概ね良好である。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名も使い普通に生活している特別永住許可者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2014年4月15日、23日、5月3日、12日、21日、30日、6月8日、17日、7月5日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、直前まで出ていたジャミングも止まり、クリアーに聞こえている。1430と同じ番組である。

同じく1600の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは弱く全く分からない。1330の6020kHzと同じ番組が出ている。拉致被害者失踪者の氏名生年月日の読み上げである。

「殉教者の声」は12日から7510kHzで聞こえているが14日にはや伯もジャミングが出ている、9960kHzは聞こえないが7510kHzにピピピッとやっている。
拉致問題には関わりたくないという国会議員が北朝鮮へ行き、その間ミサイルなどを打ち上げ威嚇していた。必要とする人達の往来は今でも自由にできているのに、これ以上何をするというのだろう。単なる北のスピーカーになっているだけではないか。
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