中国に次いで多くの周波数で海外向け放送を行っているのではないかと思えるイラン、送信機に余裕があるのか、スケジュール以外の時間帯もよく放送が出ている。放送開始前や終了後も電波を止めることなく次の時間の放送がそのまま出ていることが多い。
イスラム圏ではラマダンの期間特別放送を行うところもある。ラマダン期間は毎年10に程早く始まる。2013年は7月9日から、今年は6月28日から30日間、2015年は6月18日からとなる。
6月25日の更新されたHFCC周波数リストにはIRIBのラマダン特別放送のスケジュールが掲載された。6月28日から7月29日までの放送は以下の通りである。
IRIB特別放送:
1920-0120 7410 sir 500 329 Azeri
2150-2350 9610 kam 500 250 Arabic
2220-0050 6090 kam 500 073 Tajik
2250-2350 5940 sir 500 320 Kurdish
2350-0050 6000 kam 500 ND Kurdish
0020-0120 9845 sir 500 310 Turkish
0120-0320 6060 kam 500 ND Azeri
HFCCリストにはこのほかW杯期間中、BBCの臨時放送などもハウサ語や英語放送が登録されている。
日替り周波数はRFAの一部が載っているだけで、実際の周波数は未登録である。CNR1の垂れ流しはこれらのことが影響している可能性もある。