1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzが使用されている。しかし両波とも激しい混信で受信状態は悪い。「しおかぜ」にジャミングは出ていない。土曜日は日本語放送「日本海にかける橋」から、昨日と同じ番組である。12月14日、政府主催「拉致問題に関するシンポジウム」が開催された。本シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、拉致被害者等御家族の方々の声を直接お聞きするとともに、有識者による北朝鮮を巡る情勢等についての講演や、若い世代の取組の紹介を通じ、多くの方々に拉致問題に対する理解を深めて、一日も早い拉致被害者の帰国実現への後押しとすることを目的として開催された。林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶の一部が出ている。
続いて、森本美砂さん特定失踪者家族会幹事、山本美保さん(北朝鮮による拉致の可能性を排除できない方)の妹さんの発言が出ている。
救出への道コーナーは2023年度作文コンクール最優秀作品の朗読である。
日本政府からご家族の声」は横田拓哉さんからのメッセージが出ている。これは2021年12揚力に入感している。月国際シンポジウムにおける収録である。
あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が告知されている。後半1330の朝鮮語放送「富士山は知っている」もほぼ同じ受信状態である。
1300代の朝鮮語と日本語放送は12045kHzが弱く音にならない、徘徊ノイズもあり受信困難である。9705と7295kHzは強力に入感している。
「ふるさとの風ニュース」は12月14日政府主催「拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~」を開催した。林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶が出ている。
「ニュース解説」は来日中の北朝鮮のアメリカ専門家の見方について。北朝鮮は全面戦争は望まないが、黄海の4島を奪還する試みをするのではないか。
「今週の一曲」は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。1357放送終了。
1430の「ふるさとの風」は9560と7520、7290kHzが良好である。7290kHzはCNR1の混信があるが弱く影響は少ない。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日、12日、24日、8月3日、13日、23日、9月4日、14日、24日、10月4日、16日、26日、11月5日、16日、23日、12月6日と同じ内容である。