1300の「日本の風」、1330の「ふるさとの風」は9950kHz、いつになく強いジャミングが出ている。台湾からの電波がかき消されている。ほとんど受信不可能だ。
そして1330からの5985kHz、「しおかぜ」へのジャミングは13・14日と出なかったが、15日は早くも1305からジャミングを出してきた。9950kHzへのジャミングよりは弱い。
15日火曜日は中国語が出てきた、スケジュール通りの番組である。後半1400からは朝鮮語放送、どちらも失踪者の氏名の読み上げである。
八俣からの電波は強く、ジャミングはほとんどわからない。受信状態は良好である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ここもジャミングは出ていない、クリアーに聞こえている。
懐かしい日本の歌は「春が来た」、
ふるさとの声は1978年8月12日拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と回復のいきさつなども話されている。弟さんの増本輝明さんからは、2011年1月16日の国民大集会と12月11日の拉致問題シンポジウムでの訴えなども放送された。
今日の一曲は、2011年12月11日に開催された、政府主催「拉致問題シンポジウム」で収録した昭島市立清泉中学校コーラス部の皆さんによってうたわれた「葡萄の歌」の合唱、この後は政府認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスで番組終了。
ふるさとの風を聞いていると拉致被害者がたった12名しかいないような錯覚に陥るが、決してそうではない。ただいわゆる行方不明者としての扱いしかしないので警察も積極的に拉致事件としての捜査はない。それを象徴する事件が、山本美保さんにかかわるDNAデータ偽造事件だ。警察が仕事をしないのは昔も今も変わっていない。
この番組は1月28日、2月6日、15日、24日、3月4日、13日、22日、4月18日、27日、5月6日と同じである。
more