2007年01月03日

タミル語放送

なじみの少ない言語ではあるが、民族紛争絶えないことからタミル語の地下放送と言われる局は幾つも存在する。スリランカはインドの南に位置する、「インド洋の涙」と呼ばれる島国、1972年独立するまではセイロンと言われていた。この名は今も紅茶でお馴染みである。北部タミル族の独立をめぐり、DWの中継所もよく紛争に巻き込まれたことも記憶に新しい。
1997年8月に放送を始めたIBC Tamilはロシア中継でよく聞こえていたが、3年ほど前からDTK中継に、今は0000から6175kHzで毎日放送されている。タミル語地下放送では短波で放送している唯一の局だ。3日は特に受信状態が良く一時間入感していた。毎月第一・第二月曜日には約10分間の英語ニュースもあるらしい。
この局を含め、他の局は衛星ラジオで24時間放送を行っており、インターネット放送でタミル音楽を堪能出来る。
IBC Tamil 

ITR International Tamil Radio

ITR Tronto
ITR Europe
TIR Tamil International Radio

ETR Europe Tamil Radio

Voice of Tigers 

Tamil WebRadio

スリランカの平和を脅かす武装テロ集団Liberation Tiger of Tamil Eelam (LTTE)「タミル・イーラム解放のトラ」をめぐる紛争はいつまで続くのか。今年1月2日にも子供ら14人が、殺害されたと国連は伝えている。仏壇と、神棚が同居する日本の宗教観では理解を超えるものがある。

  
Posted by Hiroshi at 15:28Comments(0)Asia/Oceania

2007年01月02日

ブルガリア放送

冷戦たけなわの時代は、Radio Sofiaとしてソ連と一心同体の放送局だった。時代は激変した、そのブルガリアがEUに加盟した。ルーマニアも同じである。
今はRadio Bulgariaとしてヨーロッパ・南北アメリカ向けに放送を行っている。その多くが日本でもよく聞こえる。1月1日からかなりの周波数を変更している。5800、7500kHzの使用を止め、9400や7400へ移動している。
1日の1500台は中国もスキップして、9500kHzでロシア語が良く聞こえている。100kHz下の9400kHzも強力だ。7400kHzはFEBC終了後の1630以降が良い。
Radio Bulgariaはこのほか9700、11900と全て100kHz単位で、キリのいい周波数を使っている。  
Posted by Hiroshi at 00:25Comments(0)Europe

2007年01月01日

ロシアの声、中波再開

予告通り、中波720と630kHzが1200UTCに出てきた。当地では630kHzよりも720kHzのほうが信号が強い、どちらも5920kHzとパラである。5995kHzは少し遅れて聞こえる。
630kHzはKBS、CNR2の方がはるかに強い。特に1300からは完全にこれらにつぶされている。720kHzは729kHzにNHKが居るにもかかわらず強力である。

Voice of Russia in Japanese
1200-1300 5995 5920 720 630
1300-1400 6005 5995 5920 720 630  
Posted by Hiroshi at 22:14Comments(0)

2007年01月01日

RNZ DRM放送

今年の最初はニュージーランドからのデジタル放送、きわめて信号も強く受信状態は良好である。インターネット放送となんら変わることなく音質も良い。
受信画面は1月1日0421に17675kHzを受信している、時間表示もUTCになっている。この時間AM放送は15720kHzで受信できる。
  
Posted by Hiroshi at 13:33Comments(0)DRM