2024年12月13日

12月12日ふるさとの風

「西蔵之声」は引き続き毎日放送を行っているが、夜の放送だけで、朝の放送はB24では出ていない。
1300-1400の一時間9885kHz付近で日々周波数を変えながら放送している。すべてチベット語のようだ。後半30分は2波同じ番組が出ている。2波ともタシケント送信と推定できる。
12月12日は以下のように受信できた。

Voice of Tibet in Tibetan
1300-1304 9864
1304-1313 9874
1313-1330 9887
1330-1336 9873
1336-1400 9893

1330-1336 9864
1336-1342 9883
1342-1400 9873

1300の「しおかぜ」は相変わらず受信状態は悪い。7280と7335kHzは混信が強くほとんど聞き取りできない時もある。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045kHz以外は強力に聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている

1430の「ふるさとの風」は7290、9560、7520kHzが聞こえている。7290kHzは若干CNR1の混信が確認できるが弱く全く影響はない。7520kHzは弱くややノイジーな感じである。
懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに二才と一才の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年2月に大分市で開催された「拉致問題を考える国民の集い」で収録したメッセージが出ている。
この番組は2024年4月24日、5月5日、15日、26日、6月6日、16日、26日、7月6日、18日、28日、8月7日、18日、28日、9月8日、29日、10月9日、20日、31日、11月10日、30日と同じ内容である。

  
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2024年12月12日

12月11日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzが聞こえている。前半は混信が強くほとんど聞き取りできないが、後半は中国からの電波がスキップ状態、両波ともおおむね良好な受信が可能となった。水曜日は前半・後半とも英語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は7295と9705kHzが良好である。12045kHzは弱くほとんど聞こえない。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1405の5935kHzも大陸からの電波がスキップ、八俣の電波が良好である。6070kHzは5kHz上が強く受信状態は悪い。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の7290と9685kHzが強力である。タシケント送信の7520kHzは若干弱いが、よく聞こえている。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2024年6月の電話収録から。同じく2020年6月に電話収録したメッセージである。そして2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年7月17日、27日、8月6日、17日、28日、9月7日、17日、28日、10月8日、19日、29日、11月9日、29日と同じ内容である。

  
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2024年12月11日

12月10日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は9705kHzがベスト、次いで7295kHz、12045kHzは弱く時々音になる程度である。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は11月23日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、自身も拉致被害者である曽我ひとみさんも参加。当日の発言が出ている。
ニュース解説は12月3日の韓国戒厳令について、先進国の一員と自負している韓国、何でもありの国にとって戒厳令は驚くことではなかった。
今週の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。

1300の「しおかぜ」は混信が強く受信状態は悪い。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送の出ているのは確認できる。
1405の5935と6070kHzも混信で聞きづらい。この時期八俣からの電波はスキップしており弱弱しい。

1430の「ふるさとの風」は9560、7290kHzが強い、7520kHzもクリアーに聞こえている。7290kHzには同波のCNR1が混信しているが台湾送信が優勢である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2024年2月5日、16日、26日、3月7日、19日、29日、4月5日、12日、22日、5月2日、13日、24日、6月3日、14日、24日、7月4日、16日、26日、8月5日、15日、26日、9月6日、16日、26日、10月7日、18日、28日、11月8日、28日と同じ内容である。

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2024年12月10日

12月9日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は受信状態は悪い。先週金土と同じ番組が出ている。
11月23日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、石破総理大臣、林官房長官兼拉致問題担当大臣が出席して挨拶した。その際の石破総理の発言が出ている。
先月17日、拉致被害者家族会及び救う会の皆様方と官邸において、お目にかからせていただきました。御家族の皆様方からは、いまだに肉親と再会することができないという苦しみ、あるいは拉致被害者の帰国実現まで決して諦めないという切実な思いを聞かせていただき、もう時間が残っていないという切迫感を共有したところでございます。私からも、この内閣におきます拉致問題の解決に向けた決意をお伝えをいたしました。本日改めて切実なお声を聞かせていただいたところであります。
 もう22年も前のことになりますが、2002年に当時の小泉総理が訪朝をなさいました。帰国されたときに飯倉公館あるいは首相官邸において御家族の皆様方にいろんな情報が伝えられました。それを聞かれたときに、今日も御臨席をいただいている、先ほど御挨拶をなさいました、横田早紀江さんが、私はその場面はありありと覚えているのですが、『私は信じない、そのようなことは信じない。めぐみは生きている。』というふうに叫ばれた、あえて叫ばれたと申し上げますが、それが私のこの問題に取り組む原点でもあります。あの言葉は耳に残って離れることがありません。私はその時、今は亡き横田滋さんの隣に座らせていただいておりました。本当に繰り返しになりますが、あの叫びを忘れることはないし、これは全ての日本国民が共有せねばならないことだというふうに思っているところでございます。
 いまだにそれ以降、御帰国が実現をいたしておりません。それはなぜ実現をしなかったのかということをきちんと我々は検証していかねばならないと思っております。こうして国民集会が開かれ、全国各地において思いを共有する方々が大勢おられるにもかかわらず、なぜ実現をしていないのか。今、古屋会長のお話もございましたが、我々政府としてどのようにして北朝鮮と向き合うべきなのかということ、そのことをもう一度よく検証し、方策というものを考え、実現に向けて努力をいたしてまいります。
 日朝平壌(ピョンヤン)宣言に基づきまして、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を実現するということは基本方針でございますが、私ども日本人は国家主権って何だろうかということ、つまり学校で、小学校でも中学校でも高等学校でも国民主権ということは教わるんですが、国家主権とは何かということをきちんと教わったという人はあまり多くないのかもしれません。国家主権の要素って三つありまして、一つは領土です。一つは国民です。一つは統治の仕組みです。この三つをもってして国家主権の3要素というふうに申しております。
 拉致問題は、国家による我が同胞の拉致なのです、それは国家による拉致なのですから、これは単なる誘拐事件ではございません。日本国の国家主権の侵害以外の何物でもないということであります。したがいまして、御家族が御高齢となります中において、時間的制約のあるこの問題は、日本国民全ての国家主権の侵害であるという共通認識の下に、解決に向けて心を一つにしていかねばならない、かように考えている次第でございます。そしてまた、認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の方々の一日も早い御帰国を実現をしていかねばならないと思っております。政府として、政権として断固たる決意の下、皆様方と連帯をしながらこの問題の解決に向けて取り組んでまいります。
 北朝鮮とロシアとの関係、これは決して看過すべき問題ではございません。なぜこの2か国が連携をしておるかということ、そのことは我が国の独立にかかわる重要問題であります。このことをよく認識しながら国際社会と連携をしながら取り組んでまいります。
 先般、ペルーを訪問をさせていただきました。APECあるいはG20で多くの首脳と会談をしたところでありますが、合衆国のバイデン大統領、あるいは韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、そういう方々とこの問題について意見交換をし、緊密に連携をする、単なる連携のみならず解決に向けて共に取り組むという意識を共有させていただいたところであります。中国の習近平国家主席とも会談を行いました。そこにおきましても、この問題を提起をし、意見交換を行ったところであります。多くの国々と国際社会と共に連帯をしながら取り組んでまいります。
 長引けば長引くほど、日朝が新しい関係を築こうとしてもその実現は困難だというふうに考えているところでございます。相互不信の連鎖があることは間違いございません。そしてそれにより状況は複雑化をいたしております。もう一度、日朝平壌宣言の原点に立ち返り、22年前に思い描きましたそのような思いを、大局観を持っていかに実現をするかということが重要であります。この機会を逃すことがないよう、金正恩委員長に対しても呼び掛けてまいります。
 個人と個人の関係でもそうでありますが、実際に会いもしないで、見もしないで、相手を非難していてもこれは始まるものではございません。私は本当にこの、正面から向き合うことによって、皆様方と共にこの思いを実現してまいりたいと、かように考えておる次第でございます。多くの歴史を振り返ってみましても、首脳による戦略的な決断に基づく実行が時代を動かすというふうに思っております。先頭に立ち、この問題の解決に取り組んでまいることを申し述べる次第であります。
 本日は大勢の方々が全国からお集まりになりました。これが国際社会を動かし、国民世論を統一をし、この問題の解決に向けた大きな力になるというふうに心から思う次第でございます。
 時間はあまり多く残っておりません。政府として国家主権の問題であるというふうな認識の下、この問題解決に取り組んでまいります。どうぞ今後とも皆様のお力を賜り、国家としての尊厳を、そしてまた一人一人の人権を確実にするために共に戦ってまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

救出への道コーナーは作文コンクール特別賞の朗読が出ている。

1300の朝鮮語と日本語放送、12045kHzが弱く、後半は全く聞こえない。7295と9705kHzは強力である。月曜日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は11月23日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、自身も拉致被害者である曽我ひとみさんも参加された。当日の発言が出ている。
 皆さん、こんにちは。本日はお休みの中、たくさんの方がこちらに足を運んでいただき、心より感謝いたします。ありがとうございます。
 私の母は、今年12月28日に93歳になります。こんなにも長い間、母と会えないとは、夢にも思っていませんでした。これから北朝鮮は寒い冬がやってきます。そんな寒い冬の中、93歳の母が元気でいるのか、しっかりとご飯を食べているのか、自分のことや身の回りのことができているのかと、毎日心配でたまりません。
 私が若い時、看護師の勉強を始めた頃、母は誰にも言わずに私の合格を願って、毎日お宮参りをしていたと後で聞きました。そんな優しく、心の温かい母と、半世紀近くも一度も会えないなんて、本当に悔しくてたまりません。
 皆様方にも愛するお母様がおられると思います。そのお母さんに親孝行をしたいと思いませんか。私はどんな小さなことでも親孝行をしたいと、いつも願っています。
 しかし、母が日本に帰ってこなければ親孝行もできません。日本であれば93歳でも、もしかしたら畑で野菜を作っているかもしれません。しかし、北朝鮮での93歳は、そうはいかないと思います。
 皆さん私に、少しの時間でもいいので、親孝行をする時間を与えてください。
 今後とも、皆様方のお力をお借りして、私も母が帰ってくるまで精一杯頑張ります。そのために、皆様方のお力をこれまで以上にお借りしたいと思っています。うぞよろしくお願いいたします(拍手)。

ニュース解説は12月3日の韓国戒厳令について、先進国の一員と自負している韓国にとって戒厳令は驚くことではなかったのか。
今週の一曲は日本語放送のみで、1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。

1405の「しおかぜ」も受信所帯は悪い。5935kHzが何とか聞こえている。6070kHzは5kHz上のCNR1ジャミング放送が強く聞こえない。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された日本政府制作の「「ふるさとの風」である。

1430の「ふるさとの風」は7520、7290、9560kHzが良好である。7290kHzの混信も弱く影響はほとんどない。9日月曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。

  
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2024年12月09日

12月8日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzがかろうじて聞こえている。7335kHzのCNR2がスキップしている。
日曜日は過去に放送された日本語放送が出ている。2023年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1963年石川県能登半島沖で拉致された寺越昭二さんの長男、寺越昭男さんからのメッセージ。
1965年神奈川県で失踪した山形キセさんの妹・伊勢フサさんのメッセージ。
1967年北海道海上で失踪した紙谷慶五郎さんの娘・圭剛さんの妹・礼人さんと速水さんの姉北越優子さんからのメッセージ。
1968年北海道で失踪した斉藤裕さんの姉斉藤由美子さんのメッセージ。
1969年青森県で失踪した今井裕さんの兄今井英輝さんのメッセージ。上からの指示でこれ以上捜査するなと言われているという。
1971年埼玉県で失踪した井上克美さんの兄井上一男さんのメッセージ。
1971年鹿児島県で失踪した園田一さん・敏子さん夫妻の長女前山恵子さんのメッセージ。
1972年東京都で失踪した生島孝子さんの姉生島馨子さんのメッセージ。

そしていつもの終了アナウンスが出ている。引き続き1330からも日本語放送で10月21日に収録したメッセージである。
1972年に広島県で失踪した佐々木薫さんの弟佐々木正治さんのメッセージ。
1973年に千葉県で失踪した古川了子さんの姉と妹、竹下珠路さん・足立友子さんのメッセージ。
1974年に新潟県で失踪した大澤孝司さんの兄大澤昭一さんのメッセージ。
1974年に富山県で失踪した荒谷敏生さんの妹矢島文恵さんのメッセージ。
1976年に東京都で失踪した高野清文さんの妹高野美幸さんのメッセージ。
1977年に鳥取県で拉致された松本京子さんの兄松本孟さんのメッセージ。
そして都立第七中学校有志からのメッセージである。

この番組は2024年1月6日、10日、16日、26日、2月4日、3月3日、31日、4月28日、5月26日、6月23日、7月21日、8月18日、9月15日、10月13日、11月10日に放送された内容と同じである。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも良好である。7295kHzは開始直後はジャミングも聞こえたが、すぐに停波、クリアーに聞こえている。12045kHzも今日は強い。今日までの一週間同じ番組が続いた。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが若干混信がある。しかしおおむね八俣の電波が優勢である。7520と9560kHzは混信も全くなく、受信状態は極めて良好である。日曜日はこの時間も1330と同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は11月23日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、石破総理大臣、林官房長官兼拉致問題担当大臣が出席して挨拶した。その際の石破総理の発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ペチカ」である。今週の一曲は1975年のヒット曲、小坂恭子の「思い出まくら」である。

  
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2024年12月08日

12月7日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は虚もよく聞こえない。八俣からの電波はスキップしており弱弱しい。混信が激しく聞き取り不可能である。

1300代の日本政府制作番組の朝鮮語と日本語放送はタシケント送信の12045kHzが聞こえない。完全にスキップ状態である。台湾送信の9705お7295kHzは強力に入感している。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。7290kHzにはCNR1が混信している、八俣の電波は強いが時々フラッタリングを起こしている。タシケント送信の7520kHzはこの時間強力である。懐かしい日本の歌は「海」である。~♪松原遠く~で始まっている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19才)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2023年11月26日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、続いて2021年10月の川崎市民の集いで収録したメッセージ。2020年11月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。この番組は2024年2月4日、14日、25日、3月6日、16日、29日、4月4日、11日、21日、5月1日、12日、23日、6月2日、12日、23日、7月3日、13日、25日、8月4日、14日、25日、9月5日、15日、25日、10月6日、17日、27日、11月6日、17日、24日と同じ内容である。

  
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2024年12月06日

12月5日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzに出ている。しかしいずれも混信などで受信状態は悪い。7280kHzは5kHz上のCRIがやたら強くほぼつぶされている。パラの7335kHzも同波のCNR2の混信で聞きづらい。5日はほぼ互角の勝負である。地域によって受信状態に大きな変化がみられる。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも良好である。奥に台湾送信の7295と9705kHzは強力である。タシケント送信の12045kHzは後半落ち込みが激しくまた徘徊ノイズもあり、ノイズに埋もれそうである。
この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である、7290kHzも若干混信がわかる程度、台湾の電波が優勢である。7520kHzもクリアーに聞こえている。
懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。続いて拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での支援活動や29才で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2023年12月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて、2020年6月に電話収録されたメッセージが出ている。そして2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録でのメッセージ。最後に2019年5月に東京で開催された国民大集会での収録メッセージから。今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。この番組は2024年3月27日、4月2日、8日、19日、29日、5月9日、21日、31日、6月10日、20日、7月1日、11日、22日、8月2日、12日、22日、9月3日、13日、23日、10月3日、15日、25日、11月4日、14日、21日と同じ内容である。

  
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2024年12月05日

12月4日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705と7295kHzが強力に入感している。12045kHzはよわぃ、時々聞こえるのみである。三波ともジャミングは出ていない。
この時間は毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は11月23日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、石破総理大臣、林官房長官兼拉致問題担当大臣が出席して挨拶した。その際の石破総理の発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ペチカ」である。これは日本語放送のみに出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1975年のヒット曲、小坂恭子の「思い出まくら」である。

1300の「しおかぜ」は7280kHzがかろうじて聞こえている。7285kHzのCRIが強く聞きづらい。パラの7335kHzは同波のCNR2完全につぶされており、全く聞こえない。水曜日は前半・後半とも英語放送である。

1405の「しおかぜ」は5935と6070kHzが聞こえている。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスが出ている。番組は先週1330に放送された日本政府制作の「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzに若干CNR1の混信がある、9560と7520kHzは混信もなく良好である。懐かしい日本の歌「富士の山」で始まっている。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡において増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2024年1月に電話収録したメッセージである。続いて2020年6月に同じく電話収録したメッセージ。そして2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2024年1月電話収録のメッセージが出ている。最後に市川龍子さんから2020年6月に電話収録したメッセージである。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。
この番組は2024年4月18日、28日、5月8日、18日、30日、6月9日、19日、30日、7月10日、21日、8月1日、11日、21日、31日、9月12日、22日、10月2日、12日、24日、11月3日、13日、20日と同じ内容である。

  
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2024年12月04日

12月3日ふるさとの風

9340kHzでは1300-1330にBVBNが聞こえているが、B24では波平女史の英語番組Living the Bibleが毎週火曜日に放送されている。以前とは違い、新しいウェブサイトなどがアナウンスされている。

1300の「しおかぜ」は7280kHzが何とか聞こえているが、7335kHzはCNR2につぶされている。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが強力である。CNR1の混信もほとんどわからない。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから家族あてに手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻、八尾恵らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2023年12月収録のメッセージが出ている。続いて、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。この番組は2024年1月31日、2月10日、20日、3月1日、12日、23日、4月16日、27日、5月7日、17日、29日、6月8日、18日、29日、7月9日、20日、30日、8月10日、20日、30日、9月11日、21日、10月1日、11日、23日、11月2日、12日と同じ内容である。

  
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2024年12月03日

12月2日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705と7295kHzがクリアーかつ強力に入感している。12045kHzは弱く音にならない、聞こえない。月曜日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は11月23日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、石破総理大臣、林官房長官兼拉致問題担当大臣が出席して挨拶した。その際の石破総理の発言が出ている。
先月17日、拉致被害者家族会及び救う会の皆様方と官邸において、お目にかからせていただきました。御家族の皆様方からは、いまだに肉親と再会することができないという苦しみ、あるいは拉致被害者の帰国実現まで決して諦めないという切実な思いを聞かせていただき、もう時間が残っていないという切迫感を共有したところでございます。私からも、この内閣におきます拉致問題の解決に向けた決意をお伝えをいたしました。本日改めて切実なお声を聞かせていただいたところであります。
 もう22年も前のことになりますが、2002年に当時の小泉総理が訪朝をなさいました。帰国されたときに飯倉公館あるいは首相官邸において御家族の皆様方にいろんな情報が伝えられました。それを聞かれたときに、今日も御臨席をいただいている、先ほど御挨拶をなさいました、横田早紀江さんが、私はその場面はありありと覚えているのですが、『私は信じない、そのようなことは信じない。めぐみは生きている。』というふうに叫ばれた、あえて叫ばれたと申し上げますが、それが私のこの問題に取り組む原点でもあります。あの言葉は耳に残って離れることがありません。私はその時、今は亡き横田滋さんの隣に座らせていただいておりました。本当に繰り返しになりますが、あの叫びを忘れることはないし、これは全ての日本国民が共有せねばならないことだというふうに思っているところでございます。
 いまだにそれ以降、御帰国が実現をいたしておりません。それはなぜ実現をしなかったのかということをきちんと我々は検証していかねばならないと思っております。こうして国民集会が開かれ、全国各地において思いを共有する方々が大勢おられるにもかかわらず、なぜ実現をしていないのか。今、古屋会長のお話もございましたが、我々政府としてどのようにして北朝鮮と向き合うべきなのかということ、そのことをもう一度よく検証し、方策というものを考え、実現に向けて努力をいたしてまいります。
 日朝平壌(ピョンヤン)宣言に基づきまして、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を実現するということは基本方針でございますが、私ども日本人は国家主権って何だろうかということ、つまり学校で、小学校でも中学校でも高等学校でも国民主権ということは教わるんですが、国家主権とは何かということをきちんと教わったという人はあまり多くないのかもしれません。国家主権の要素って三つありまして、一つは領土です。一つは国民です。一つは統治の仕組みです。この三つをもってして国家主権の3要素というふうに申しております。
 拉致問題は、国家による我が同胞の拉致なのです、それは国家による拉致なのですから、これは単なる誘拐事件ではございません。日本国の国家主権の侵害以外の何物でもないということであります。したがいまして、御家族が御高齢となります中において、時間的制約のあるこの問題は、日本国民全ての国家主権の侵害であるという共通認識の下に、解決に向けて心を一つにしていかねばならない、かように考えている次第でございます。そしてまた、認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の方々の一日も早い御帰国を実現をしていかねばならないと思っております。政府として、政権として断固たる決意の下、皆様方と連帯をしながらこの問題の解決に向けて取り組んでまいります。
 北朝鮮とロシアとの関係、これは決して看過すべき問題ではございません。なぜこの2か国が連携をしておるかということ、そのことは我が国の独立にかかわる重要問題であります。このことをよく認識しながら国際社会と連携をしながら取り組んでまいります。
 先般、ペルーを訪問をさせていただきました。APECあるいはG20で多くの首脳と会談をしたところでありますが、合衆国のバイデン大統領、あるいは韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、そういう方々とこの問題について意見交換をし、緊密に連携をする、単なる連携のみならず解決に向けて共に取り組むという意識を共有させていただいたところであります。中国の習近平国家主席とも会談を行いました。そこにおきましても、この問題を提起をし、意見交換を行ったところであります。多くの国々と国際社会と共に連帯をしながら取り組んでまいります。
 長引けば長引くほど、日朝が新しい関係を築こうとしてもその実現は困難だというふうに考えているところでございます。相互不信の連鎖があることは間違いございません。そしてそれにより状況は複雑化をいたしております。もう一度、日朝平壌宣言の原点に立ち返り、22年前に思い描きましたそのような思いを、大局観を持っていかに実現をするかということが重要であります。この機会を逃すことがないよう、金正恩委員長に対しても呼び掛けてまいります。
 個人と個人の関係でもそうでありますが、実際に会いもしないで、見もしないで、相手を非難していてもこれは始まるものではございません。私は本当にこの、正面から向き合うことによって、皆様方と共にこの思いを実現してまいりたいと、かように考えておる次第でございます。多くの歴史を振り返ってみましても、首脳による戦略的な決断に基づく実行が時代を動かすというふうに思っております。先頭に立ち、この問題の解決に取り組んでまいることを申し述べる次第であります。
 本日は大勢の方々が全国からお集まりになりました。これが国際社会を動かし、国民世論を統一をし、この問題の解決に向けた大きな力になるというふうに心から思う次第でございます。
 時間はあまり多く残っておりません。政府として国家主権の問題であるというふうな認識の下、この問題解決に取り組んでまいります。どうぞ今後とも皆様のお力を賜り、国家としての尊厳を、そしてまた一人一人の人権を確実にするために共に戦ってまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

ふるさとの唱歌コーナーは「ペチカ」である。これは日本語放送のみに出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1975年のヒット曲、小坂恭子の「思い出まくら」である。

1300の「しおかぜ」は7335kHzが混信で聞こえない。7280kHzも5kHz上からの被りが強く聞きづらい。先週金土と同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は99560、7520、7290kHzが強力である。7290kHzの混信はほとんどわからない。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへ、横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2024年5月11日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2024年6月5日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。続いて弟さん横田拓也さんから、2024年5月11日国民大集会でのでの収録メッセージから。同じく横田哲也さんから2024年6月7日参議院特別委員会での発言から。終了アナウンスの途中1458に停波している。この番組は2024年8月9日、19日、29日、9月9日、20日、30日、10月10日、21日、11月1日、11日と同じ内容である。

  
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