海外からのラジオ放送

変動の激しい北朝鮮向け放送の周波数、毎日チェックしていないといつの間にか行方不明になることも。
1600の「殉教の声」放送が4月12日のチェックでは7505kHzに出てきた。当然ジャミングは無い。

Broadcasts for the North Korea, April 12 2014
Shiokaze (Sea-breeze) :
5985kHz (alt.6020, 6135)
1330-1400 1...... Japanese
1330-1400 ..3.... Chinese
1330-1400 ......7 Korean
1330-1430 .2.4... Japanese
1330-1430 ....5.. English
1330-1430 .....6. Korean
1400-1430 ......7 Japanese
1400-1430 1.3.... Korean

6165kHz (alt.6090)
1600-1630 1...... Japanese
1600-1630 ..3.... Chinese
1600-1630 ......7 Korean
1600-1700 .2.4... Japanese
1600-1700 ....5.. English
1600-1700 .....6. Korean
1630-1700 ......7 Japanese
1630-1700 1.3.... Korean

Furusato no kaze in Japanese
1330-1357 9950 TWN
1430-1500, 1600-1630 9960 PLW

Nippon no kaze"il bon ue baram"
1300-1330 9950 TWN
1500-1530 9975
1530-1600 9965

Radio Free Chosun
1300-1500 15630 PHL

Free North Korea Radio
1530-1630 11550

North Korea Reform Radio
1500-1600 9380

Voice of Widerness
1300-1400 (Su.-1430) 11860
1900-2000 (Sa.-2030) 7375

Voice of Martyrs
1600-1730 7505 April 12~ (ex.7525)
  

3月30日から7470kHzのみが聞こえていたORNKは翌31日の放送を最後に聞こえない。4月1日以降どの時間帯どの周波数にも顔を出していないようだ。
3月31日UTCの放送で短波放送は終了した模様。中波747kHzは確認していない。

4月8日現在の対北放送。
Shiokaze (Sea-breeze)
1330-1430 5985 (alt.6020, 6135)
1600-1700 6165 (alt.6090)

Furusato no kaze in Japanese
1330-1357 9950 TWN
1430-1500, 1600-1630 9960 PLW

Nippon no kaze"il bon ue baram"
1300-1330 9950 TWN
1500-1530 9975
1530-1600 9965

Radio Free Chosun
1300-1500 15630 PHL

Free North Korea Radio
1530-1630 11550

North Korea Reform Radio
1500-1600 9380

Voice of Widerness
1300-1400 (Su.-1430) 11860
1900-2000 (Sa.-2030) 7375

Voice of Martyrs
1600-1730 7525
  

いつもあることだから珍しくもなんともないが、4日は海外向け放送を始め、あのスーパージャミングもすべて止まっている。

しかし1000から順次電波が出始めた。やはり最優先はジャミングで一斉に出したが、海外向け放送は11865kHzから順次出し始めて、9650や6070kHzは1008から出てきた。英語放送の15180、13650、11735kHzも1005に出してきた。
5時間以上も電波が出なかったのは、今年になって初めてではないか。いつになく頻繁に停波を繰り返している。

これもつかの間、1030過ぎにはまた一斉に停波、6070kHz以外すべて止まっている。
1041に一部ジャミングが再開したが、海外向け放送は止まっている。11865kHzだけは比較的早く再開している。1044に海外向け、ジャミングも再開している。

放送波よりも優先して出しているスーパージャミングの周波数は1050現在、
3912、3985、6003、6015、6250、6348、6518、6600の各波、
3480と4450kHzは種類の違うジャミングを出している。4557kHzはジャミングがない。







  

韓国からの北向け放送のいくつかが五月雨式に周波数を微調整しているようだ。
1530の「自由北朝鮮放送」は、3月21日以降11550kHzに落ち着いている。入感状況などから以前の11540kHzとは送信サイトが違うように思われる。ジャミングは依然として6275kHzへ垂れ流し。

1600からの「殉教者の声」も10kHz上に移動、7525kHzで聞こえている。ここもジャミングは7515kHzのままで、クリアーに聞こえている。

March 21~
Free North Korea Radio 1530-1630 11550 ex.11540
Voice of Martyrs 1600-1730 7525 ex.7515

  

よりにもよって北朝鮮のスーパージャミングが出ている周波数へ出てきた「しおかぜ」、何も考えずにただ機械的に決めた周波数ということでこれからも使い続けるつもりなのだろう。今日で4日目だが、またジャミングに埋もれた放送になるのだろう。

その6135kHzのジャミングの出現時刻をメモ。3月24日から「しおかぜ」の1600-1700の放送がこのスーパージャミングへ飛び込んできた。

March 27 1454:44~1858:24 (~1900:45)
March 26 1453:57~1859:22
March 25 1624:30~1855:39 (~1905:04)
March 24 1500:08~1858:36 (~1859:50)　「しおかぜ」1600-1700
March 23 1456:08~1857:28 (~1900:12)

同じく24日から聞こえている4405kHzの「朝鮮の声」は海外向け放送のすべてが中継されている。
Voice of Korea A14

  

4405kHzの日本語といえば北朝鮮だ、ここしばらくというか何年間か知らないが、電波の出ることはなかった。ところが25日の0700過ぎに気付いたが日本語放送が出ていた。周波数は正確に出ている。
この4405kHzにはロシア語の漁業無線（USB）も出ておりこれが結構強い。毎正時から約10分ほど出ていることが多いようだ。
「朝鮮の声」は3月30日0300から周波数変更を行う。日本語は例年通り、7580に代わり11865kHzは使われる。

Voice of Korea, March 25, 2014
0700~0757 Japanese 620.94, 3250.0, 4405.0, 7580.0, 9650.0　kHz
0800~0850 Japanese 620.94, 3250.0, 4405.0, 7580.0, 9650.0
0900~0957 Japanese 620.94, 3250.0, 4405.0, 6070.0, 7580.0, 9650.0
1000~1050 Japanese 620.94, 3250.0, 4405.0, 6070.0, 7580.0, 9650.0
1100~1157 Japanese 620.94, 3250.0, 4405.0, 6070.0, 7580.0, 9650.0
1200~1250 Japanese 620.94, 3250.0, 4405.0, 6070.0, 7580.0, 9650.0
途中1111：40から1140：16まで停波した。1300以降はキャリアーのみで音声なし。

1400~ Russian 4405, 6170, 9425
1500~ Russian 4405, 6170, 9425
1600~ German 4405, 6170, 9425
1700~ Russian 4405, 6170, 9425

Voice of Korea A14, March 30~
  

有り余る電力を持て余しているのか、無駄、無意味、はた迷惑な垂流しジャミングをあちこちで出している北朝鮮。特に6135kHzは放送バンド内にあり迷惑この上ない。
全く妨害すべき放送が出ていないのに、なぜか4時間毎日出し続けている。これ以外にも6435kHzでも0600頃から意味不明なスーパージャミングを出している。

何の役にも立たない6135kHzのジャミングの出ていた時間をメモ。カッコ内は同波に出ているイエメン放送の終了時間。13~17日はジャミングの止まった時にはすでにキャリアーはなく、確認はできなかった。

March 22 1500:55~1858:54 (~1916:35)
March 21 1502:20~1856:35 (~1900:55)
March 20 1456:43~1857:20 (~1900:57)
March 19 1516:33~1856:06 (~1904:15)
March 18 1500:50~1857:30 (~1900:10)
March 17 1448:21~1914:37
March 16 1500:10~1858:53
March 15 1500:25~1859:04
March 14 1504:34~1900:34
March 13 1459:42~1859:38
March 12 1459:44~1857:27 (~1900:05)
  

3月21日、1530から11550kHzでも「自由北朝鮮放送」が出てきた。10kHz下11540kHzもこれまで通り出ている。
11550kHzは開始前から1kHzのトーン信号を連続で出していた。信号は11540kHzよりも強い。明らかに送信サイトは違うようだ。

March 21, 22
Free North Korea Radio
1530-1630 11540, 11550 New



2014/03/21(金) 1,324 1,186   more

昨日17日月曜日からFNK Radio「自由北朝鮮放送」はこれまでの6295kHzから11540kHzへQSYしている。スーパージャミングは依然として6275kHzへ垂流しが続いている。当然11540kHzはクリアーに聞こえている。
FNKでは毎日、日本政府の朝鮮語放送の拉致問題解説が1604頃から約10分間放送されている。「イルボネパラム」の周波数アナウンスに続き同じ内容の番組が出ている。

Free North Korea Radio
1530-1630 11540 ex.6295, March 17~
  

いくら電力が有り余ってきたといっても、何もここまでジャミングを出す必要はない。全く放送のないところにまで垂れ流す目的がわからない。
意図して出さなくてもスプリアスなどで勝手に出てしまうというのが本当のところだろう。3月13日も0700台以降特にひどく6MHz帯だけでも9波のスーパージャミングが出ている。ほとんどは必要があって出しているのだろうが、、6195、6273、6435kHzをピークとする周波数のジャミングは意味不明。

これらが基本波なのかスプリアスなのかはよくわからない。きわめて高性能な北朝鮮の送信機のこと、どんな電波でも出せるようだ。13日0957現在の受信状況。