海外からのラジオ放送

結構あちこち動き回っているのがこの台湾からの乱数放送、「星星広播電台」である。第一台から四台まで相も変わらず変な放送をやっている。
1月は一部の周波数しか確認できなかったが、2月に入りおそらく現在出ていると思われる放送すべてが確認できた。第四台の5995kHzはRadio Australiaが居なくなってから出ているのが受信できている。正時に始まり、27~32前後まで出ている。

StarStar Broadcasting Station, XingXing guangbo diantai
1st
0200-0230 15388
0300-0330 15388
2nd
0400-0430 15388
3rd
0500-0530 15250
0600-0630 15250
4th
0700-0730 11430
0800-0830 11430
1200-1230 5995
1300-1330 5995


  

ここ数日、「挪威西藏之声广播电台」が文字通り日替わり周波数で聞こえている。と言っても1kHz前後の変動だが。ジャミングはCNR1が5kHzステップで出るだけなのであまり大きな影響はない。

マダガスカル送信だけは、半端な周波数に出ないのでジャミング放送につぶされている。
2月11日に聞こえた周波数。
Chinese
1200-1215 15542
1215-1230 15548
1300-1314:07 15548
1314:07-1334:25 15542
1335-1400 7587

Tibetan
1230-1235:40 15557
1235:40~1307:30 15563
1307:30~1337:04 15568
1337:04~1400 15562
1400-1430 11507
1400-1407 15525 MDG
1407-1428 15530 MDG
2300-2307:46 7592
2307:46~2330 7598
  

SOHの広東語放送は毎日1500-1600の一時間放送されている。この時間、RFAの中継波は中国語が出ている。
15775kHzはVaticanのDRM信号から頭が飛び出ておりこの時間にしてはよく聞こえている。
7210kHzは1500代は正規のRFAが出ており、中継波は確認できない。

2月10日1500に広東語の出ている周波数をメモ。
6280, 6900, 7310, 9200, 9540, 9635, 9730, 9850, 10870, 11300, 11430, 11470, 11500, 11715, 11765, 12370, 12560, 12870, 12910, 12980, 13200, 13230, 13530, 13680, 13890, 14370, 15775, 15870, 15940, 15970

RFA Chinese
6870, 6970, 9155, 9230, 9280, 9320, 11100, 11580, 11600, 11970, 12190

15555に出ていたスーダン向けは2月10日、また元の15550kHzへ戻っている。
  

細切れ放送の「挪威西藏之声广播电台」、2月8日から一部周波数を変更している。日照時間も長くなり15MHzの信号も強力である。
同局のウェブサイトも2300の放送が追加され、更新されている。5.525は頭の1が抜けている。

2月8日と9日、10日、11日に受信できた周波数。
1200-1214 15542 Chinese (ex.15543) 15543 15542
1214-1230 15547 Chinese (ex.15537) 15548 15548
1300-1313 15548 Chinese 15548
1313-1335 15568 Chinese 15542
1335-1400 7587 Chinese 7587

1230-1235 15557 Tibetan 15557 15557
1235-1314 15563 Tibetan (ex.15562) 15563 15563
1314-1338 15548 Tibetan (ex.15542) 15568
1338-1400 15562 Tibetan 15562
1400-1430 11507 Tibetan (ex.11512) 11507
1400-1407 15525 Tibetan via MDG
1407-1428 15530 Tibetan via MDG
2300-2310 7592
2310-2330 7598

  more

毎日2100から7530kHzで聞こえている中国語放送、この周波数での放送が確認されてから間もなく一年が経とうとしている。しかしいまだに正体がよくわからない放送である。一つを除き、どの周波数リストにも載っていない。
ただこの放送、オリジナルの讃美歌をいつも流しており、これと同じ曲が、「讚美之泉」サイトに紹介されている。カリフォルニア州を拠点として、中国語圏に向けて音楽伝道活動を行っている団体で、CDの販売などもやっている。香港、台湾の他、日本にも拠点があり、日本の事務所は輸入と通販会社になっている。

これと同じ番組が、カリフォルニアの中波局で数年前から放送されているらしい。
Praise Music Ministries
2100-2130 daily 7530 TWN Cantonese/Chinese

この付近の周波数は当初からIBBのモニターにも入っており局名などは秘密扱いである。
2014年10月26日までは以下のようにリストされている。
SMTWTFS 21:16:00 S RTC CHIN 7540 AM XXX 19 MP4
SMTWTFS 21:16:25 S RTC CHIN 7530 AM XXX 19 MP4
SMTWTFS 21:16:50 S RTC CHIN 7520 AM XXX 19 MP4
SMTWTFS 21:17:15 S RTC CHIN 7510 AM XXX 19 MP4
SMTWTFS 21:17:40 S USB VARI 7530 AM HNY 19 MP4
SMTWTFS 21:18:05 S USB VARI 7520 AM HNY 19 MP4
SMTWTFS 21:18:30 S USB VARI 7510 AM HNY 19 MP4

2014年10月27日以降は局名欄がRTCからWBTに変わっている。
..T.T.S 21:04:06 S WBT VARI 7540 AM XXX 19 MP4
SM.W.F. 21:04:31 S WBT VARI 7540 AM XXX 19 MP4
..T.T.S 21:04:31 S WBT VARI 7530 AM XXX 19 MP4
SM.W.F. 21:04:56 S WBT VARI 7530 AM XXX 19 MP4
..T.T.S 21:04:56 S WBT VARI 7520 AM XXX 19 MP4
SM.W.F. 21:05:21 S WBT VARI 7520 AM XXX 19 MP4

  

どこへ出て来てもおかしくないSOH、放送バンド内外を問わずいたるところで受信できる。6日はまた7600kHzにも出てきた。1100前にはシングルトーンなどをだし音質の悪い音声が出てきたが、次第に正常になってきた。
このころは7580kHzも停波しておりバンド内は静かだ。
北朝鮮は毎日停電しており、ジャミングはもちろん、海外向け放送もよく止まっている。7580kHzは1150頃放送終了近くに電波が出てきた。

2月6日、1200代に聞こえたSOH、12MHz以上はもうスキップ状態、ほとんど聞こえない周波数が多い。
6280, 6900, 7280, 7310, 7600 new, 9200, 9540, 9635, 9730, 9850, 10870, 11300, 11430, 11470, 11500, 11530, 11715, 11765, 11775, 12345, 12430, 12500, 12560, ...

RFA
6870, 6970, 7210, 9155, 9230, 9280, 9320, 11100, 11580, 11600, 11970, 12190


1400台の7600kHz、SOHが約25Hz上に出ている。

2月6日、スーパージャミングの出ていた時間。毎度のことながら停波する時間はすべて同じ、再開時間は微妙に違っている。これこそ計画停電ではなく突然電気が絶たれた停電そのものである。

5890/6003/6015
0355:15~1024:23,
1147:30~1355:05,
1519:48~1800:38
1827:07~1947:40,
2003:52~2359:38

6135/6250/6348
0252:47~1024:23,
1146:50~1355:05,
1525:30~1800:38,
1828:34~1947:40,
2004:44~2359:27


  

あまり大きな変化はないが、高い周波数から低いほうへ移動しているようにも見える。
18970kHzの入感がない、13070や6900kHzが新たに聞こえている。この6900kHzを含め、7MHz以下の周波数は24時間出ている。
2月1日、2日に聞こえた周波数。

18870, 18370.5,
17900, 17300, 17200, 17170,
16980, 16920, 16775, 16750, 16530, 16450, 16160, 16100,
15970, 15940, 15870, 15840, 15800, 15775, 15340, 15295,
14980, 14920, 14900, 14870, 14800, 14700, 14370,
13980, 13920, 13890, 13870, 13820, 13775, 13580, 13530, 13500, 13270, 13200, 13070,
12980, 12950, 12910, 12870, 12775, 12560, 12500, 12430, 12345, 12150,
11765, 11715, 11530, 11500, 11470, 11430, 11300,
10870,
9850, 9730, 9635, 9540, 9200,
7310, 7280,
6900, 6280

RFA
12190, 11970, 11600, 11580, 11100, 9320, 9280, 9230, 9155, 7210, 6970, 6870

0500、0600代の星星広播電台が15250kHzで聞こえている。

  

青海人民広播電台は6145と9780kHzの中国語放送がよく聞こえている。このほかチベット語放送が時々9850kHzで聞こえているが混信等ではっきりしなかった。

このほどそのアムド方言を放送しているチベット語放送が5990と9850kHzの2波、パラで開始するのが確認できた。2200過ぎから音楽を流しており、2220ごろから1kHzのトーン信号、そして2250に開始アナウンスが中国語で、チベット語、英語でも局名が出ていた。

中国語の6145と9780kHz同様、チベット語チャンネルも開始から終了まで連続していると思われる。

Qinghai PBS Tibetan(Amdo dialect) daily
2250-1600 5990, 9850 (2300-2400, 1300-1400 rely CNR11)

Qinghai PBS Chinese (Tu. 0600-0855 off the air)
2200-1600 6145, 9780 (2230-2300, 1030-1100 rely CNR1)
  

甘粛省甘南蔵族自治州の「甘南人民広播電台」がこのところよく聞こえている。短波では3990と5970kHzがパラで聞こえている。ちょうど2年前の1月10日から復帰した局だ。

放送開始は2250、中国語、チベット語の局名アナウンスに続き国歌で始まっている。0100に終了している。日中の放送は確認できない。再び1020に開始するのが確認できる。しかし5kHz下のCRIがやたら強く内容は聞き取れない。

終了前の一時間1300からは中央の西蔵語放送CNR11が中継されている。
28日の1400は中国語、終了前の音楽に続き、1413に西蔵語アナウンスがあり1415に放送終了。3990kHzも出ているが、同波のウイグル語のほうがはるかに強い。しかも3985kHzのスーパージャミングで単独での確認はむつかしい、CNR11が出ている時間帯、あるいは5970kHzとのパラチェックで何とかなりそう。
短波の送信所が実際何処にあるのかはよくわからない。

  

RTIのロシア語放送はフランスからも中継されている。その中継がB14で中止されることになった。これに備え、ロシア語は1月22日から31日まで、替わりの周波数を選ぶために淡水送信所から試験放送を行っている。
放送時間は現在フランス中継と同じで、
1400が11885kHz、RFI中継は15180kHz、
1705が7385kHzで、RFI中継は9540kHzである。
7385kHzはRTIが1705まで出ておりこのあとロシア語を出しているが、西蔵放送が混信。周波数の選定がよろしくないようで。番組は同時刻にフランスから出ている周波数とパラになっている。

RFIの放送は中国語やベトナム語などもRTIから送信されているが、これらも3月28日で中止される。RFIの短波放送も今期で終焉を迎えようとしている。

1月23日現在、RTIから送信されている海外放送局など。
7270 1400-1500, 2300-2400 Voice of China
7310 2200-2300 RFI Chinese
7325 1100-1200 RFI Chinese
7380 1400-1500 RFI Vietnamese
7530 2100-2130 Non ID Cantonese/Chinese
7530 2230-2300 Suab Xaa Moo Zoo, Voice of Hope, Hmong
9565 1500-1600 RFI Vietnamese
9660 2200-2300 RFI Chinese
9900 1100-1300 RFI Chinese
9950 1300-1357 JCI Korean/Japanese
11570 1130-1200 Suab Xaa Moo Zoo、 Voice of Hope, Hmong
15290 0800-0900 1st~3rd We.Yuye guangbo diantai, Amoy
15445 0100-0200 Sa. AWR Vietnamese
15680 1100-1130 RFI French