海外からのラジオ放送

相も変わらず多くの周波数が出ている「希望之声国際広播電台」のローパワーと思われる放送。勝手に周波数リストでローパワーと書いているだけで何の根拠もない。もう何年にもなるが、この周波数に関してはこのリスト以外に何の情報もない。台湾から出ているとこれも勝手に推定しているだけで、台湾在住の人も、頻繁に訪台している人も台湾で聞いたことがない、いや聞こえないという。
これが本当の地下放送なのだろう。バンド内13640kHzが聞こえ出したが、一方で17900、15870、11100、6900kHzなどが聞こえない。
9360kHzはなぜか1030から聞こえ出す。

4月18日の0900代に聞こえた周波数をメモ。
18870,
17300.5, 17200, 17170,
16920, 16775, 16750, 16530, 16450, 16160, 16100,
15970, 15840, 15800, 15775, 15340,
14980, 14920, 14870, 14700, 14370,
13980, 13920, 13870, 13820, 13775, 13680, 13640new, 13530, 13230, 13200, 13070,
12980, 12950, 12910, 12870, 12775, 12560, 12500, 12345, 12230,
11775, 11765, 11715, 11530, 11500, 11470, 11430, 11300, 11150,
10960, 10870,
9970, 9850, 9730, 9635, 9540, 9200,
7600, 7310, 7280, 7210,
6970, 6870, 6280

relay RFA
13890, 12190, 11970, 11600, 11580, 9320, 9280, 9230, 9155

  

週代わりで周波数変更をしている「諾威西蔵之声」、4月17日にまた一部の周波数を1～5kHzほど動かしている。CNR1ジャミング放送は5kHzステップで出ているのでクリアーに受信することが可能である。
1400に西蔵語が終了、15492kHzがやや遅れ1402に音声が出てくる。番組自体も頭切れではなく1402に始まる。

Voice of Tibet, April 17~
Chinese
1200-1207 15543
1207-1230 15537
1300-1305 15548
1305-1337 15547
1337-1400 15542

Tibetan
1230-1235 15557
1235-1315 15562
1315-1335 15563
1335-1400 15568
1402-1407 15492
1407-1430 15497
1400-1407 15525 MDG
1407-1428 15530 MDG
2300-2307 7592
2307-2330 7594

  

4月14日のDXLDに7200kHzでジャミング用のCNR1が出ているという情報がある。妨害対象局は不明としているが、すでに周波数リストには当初からのせているRTIである。
RTIのスケジュール表では3月23日更新から使われている。1000に開始する中国語は、6105、6180、7200、9660、11640kHzである。

12日書いたように中国語は以下の周波数に出ている。すべての周波数にCNR1ジャミング放送が出ている。
A15 RTI Chinese
0400-0600 Su.-F. 11640
0900-1000 15465
1000-1200 6105
1000-1300 7200
1000-1400 11640, 9660
1000-1600 6180
1100-1200 11915
1100-1400 9680
1200-1300 11985
1200-1500 7445
1300-1400 15265, 6105
1300-1705 7385
1400-1700 6145, 6075
1500-1600 7380
1500-1705 7300
2200-2400 11635, 9450, 6105, 5010
2300-2400 9685
2300-0200 9660

RFI中継がなくなりいろいろ錯誤もあったりして、混乱も見られるようだ。RTIのフランス中継は11955kHzのロシア語だけ。
そしてRFIの英語放送は13725kHzだけである。
HFCCにはまだ登録されているがこれはRTIの英語とベトナム語が出ていた周波数である。

  

RFIの送信がなくなり激減した台湾からの放送、今は日本政府の北朝鮮向け放送と宗教番組だけが中継されるにとどまっている。

4月現在出ている放送は、
0100-0200 Sa. 15445 AWR ベトナム語
1130-1200 11570 希望の声放送、モン語
1300-1330 9950 日本の風、朝鮮語
1330-1357 9950 ふるさとの風、日本語
2100-2130 7530 無局名放送
2230-2300 7530 希望の声放送、モン語

と、たったこれだけである。このほかRTI以外の番組として7270kHzの地下放送、15290kHzの漁業広播電台がある。
漢聲廣播電臺は最近聞こえない。
復興廣播電台は9410kHzだけが時々出ている。
  

A15から外国語放送の周波数が若干削減された。RFI中継がロシア語だけになったことによる変更である。使用言語、放送時間の増減はない模様。
ベトナム語はすでにB14から2300-2400に変更されている。

Radio Taiwan International
English
0300-0400 15320
1100-1200 7445
1600-1700 6180

French
1900-2000 7325 wof

German
1900-2000 6185 wof

Indonesian
0900-1100 11915
1200-1300, 1400-1500 9735

Japanese
0800-0900, 2200-2300 11605
1100-1200, 1300-1400 9735

Russian
1100-1200 11985
1400-1500 9590
1700-1800 11955 iss

Spanish
0200-0300 11920 yfr
0300-0400 7730 yfr

Thai
1400-1500 9660
1500-1600 7445
2200-2400 9625

Vienames
0900-1000 15270
1200-1300 11765
2300-2400 11655 (B14 2200-2300, A14 2230-2330)

Rti 对中国大陆播出频率表
Amoy
1000-1100 15465
1300-1400 11915

Cantonese
0400-0430 Su.-F. 15320
0900-1000 Sa.Su. 15465
1000-1030 15270, 9735
1200-1230 11915, 6105
1500-1530 11605, 7380(Sa.Su.)

Chinese
0400-0600 Su.-F. 11640
0900-1000 15465
1000-1200 6105
1000-1300 7200
1000-1400 11640, 9660
1000-1600 6180
1100-1200 11915
1100-1400 9680
1200-1300 11985
1200-1500 7445
1300-1400 15265, 6105
1300-1705 7385
1400-1700 6145, 6075
1500-1600 7380
1500-1705 7300
2200-2400 11635, 9450, 6105, 5010
2300-2400 9685
2300-0200 9660

Hakka
0400-0500 Sa. 15320
0430-0500 Su.-F. 15320
1030-1100 15270, 9735
1230-1300 11915
1530-1600 11605

  

10日0900現在に聞こえた周波数をメモ。

18870, 17900, 17300, 17200, 17170,
16980, 16920, 16775, 16750, 16530, 16450, 16160, 16100,
15870, 15840, 15800, 15775, 15340,
14980, 14920, 14870, 14800, 14700, 14370,
13980, 13920, 13870, 13820, 13775, 13680, 13530, 13230, 13200, 13070,
12980, 12950, 12910, 12870, 12775, 12560, 12500, 12430, 12345, 12230, 12150,
11775, 11715, 11530, 11500, 11470, 11430, 11300, 11150,
10960, 10870,
9970, 9850, 9730, 9635, 9540, 9200,
7600, 7310, 7280, 7210,
6970, 6900, 6870, 6280
4月に入り9360kHzが1030-1700の間強力に入感している。

relay RFA
13890, 12190, 11970, 11600, 11580, 11100, 9320, 9280, 9230, 9155,
  

週替わりで周波数を僅かながら変更している「諾威西蔵之声」は、毎日中国語とチベット語で1200-1430と2300-2330に放送している。4月7日、一部の周波数が変更された。
西蔵が動いたことから、15590kHzにCNR1ジャミング用放送が出なくなり、FNKがクリアーに聞こえている。

Voice of Tibet, April 7~
Chinese
1200-1207:37 15543
1207:39-1230 15538
1300-1305:22 15548
1305:23-1337:23 15543
1337:23-1400 15548

Tibetan
1230-1235:23 15557
1235:23-1307:31 15563
1307:31-1335:26 15568
1335:26-1400 15562
1402-1407:23 15492
1407:23-1430 15498
1400-1407 15525 MDG
1407-1428 15530 MDG
2300-2307 7592
2307-2330 7594  

先日も書いたが、RTIのロシア語放送、フランス中継が無くなったといわれているが、やはり1700の11955kHzはRFI中継であることが受信の結果確認できた。4月1日は1658:45にRFIのフランス語で始まった。1700にRTIのロシア語に切り替わっていた。
4月2日は1659にRFIが出てきた、1700RTIの時報とともにロシア語が始まった。
HFCCの登録されている通り、90度ビーム送信ということで大変強力に入感している。

RTIの大陸向けは引き続き5010kHzを使用している。また新たにハムバンドエッジ7200kHzも使いだした。1000-1300に出ている。当然CNR1につぶされている。

  

いつも半端な周波数に出ている「西蔵之声」番組内の局名アナウンスは頭にノルウェーがついている。同じ局名の中国からの放送には、頭に中国をつけている。チベットは中国のものだということを強調している。

「諾威西蔵之声」は毎日中国語とチベット語で1200-1430と2300-2330に放送している。チベット語の一部周波数が変更された。
Voice of Tibet, April 1~
Chinese
1200-1207 15543
1207-1230 15538
1300-1305 15548
1305-1339 15543
1339-1400 15542

Tibetan
1230-1235 15587
1235-1307 15588
1307-1335 15593
1335-1400 15587
1402-1430 15492
1400-1407 15525 MDG
1407-1428 15530 MDG
2300-2307 7592
2307-2330 7594
  

RTIからのRFI中継がなくなり、同時にRFIからのRTI中継もなくなったとされる。
このためRFI中国語放送の短波放送は姿を消した。インターネット、衛星ラジオ放送で聞くことになった。

ロシア語放送もこれまで通り3回行われているが、このうち1700からの11955kHzがどこからの送信なのか。29日、1700からチェックしたが、やや出遅れ、1702:42にキャリアーON、1702:55からロシア語が出てきた。これだけをもってどこの送信かは判断できない。しかしHFCCにはこの時間フランスからの周波数が登録されている。
1400の9590と1100の11985kHzは淡水からの送信である。

一方スペイン語は、0200のフランス中継はなくなり、変わりにWRMIからの送信に変更された。
英語放送もフランス中継は廃止、1600に放送は6180kHz一本になった。
ただ6180kHzは29日から大陸向けが一時間延長され1600まで出ており、即日CNR1ジャミング放送につぶされている。また一部の周波数は1705まで毎日放送されるようになった。これまで土日は1700に終了していた。