2014年05月26日

5月25日「しおかぜ」

明日からストックホルムで北朝鮮との局長級協議が始まると報じられている。相も変わらず、拉致被害者の安否に関する再調査を申し入れるなどと今なお能天気なことを言うらしい。何十年たっても実力行使をしない日本の手の内がわかっているので、この先も何ら変わることはない。国会議員の中にさえ拉致事件の幕引きを図るのに熱心な人もいる。総連ビルの明け渡しにさえ反対しこのまま使わせたらいいのにと、こんな人に日本国籍はいらない。
それでも解決に一途の望みをかけているのだろう、25日も朝鮮語と日本語放送が始まった。1300の9950kHzは開始間際にジャミング出現、かなり受信状態は悪い。後半1330「ふるさとの風」はジャミングが停波、非常に聞きやすくなってきた。1336にまた出てきたがかなり弱い。

1330の「しおかぜ」はまた6135kHzのジャミングの中へ出てきた。バックでジャミングが聞こえる北朝鮮の放送と何ら変わりがなくなってしまった。6055kHzのR.Nikkei同様信号は強い。S9+30~40dBと受信状態はまずまずだ。先週と昨日1400からと同じ番組が出ている。チェリョンヘ(崔竜海)軍総政治局長解任について。労働新聞の記事にみられる北朝鮮の混乱ぶりについて、4月6日と7日の労働新聞の記事から北朝鮮の混乱ぶりがうかがえるという。
岐阜県は内陸、海に面していないことから拉致に関してはあまり関心がなかった。しかしここからも失踪者が出ている。当時岐阜大学院生だった林雅俊さんが行方不明になっている。1998年5月12日福井県丹生郡越前町梅浦の海岸に車が乗り捨てられていた。自殺をほのめかすメッセージも残されていたが、本人のものでない可能性が高く海岸から北朝鮮へ拉致された可能性が高い事案である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、しかし一瞬出ては停波を繰り返し1432以降出てこない。ジャミングだけが空しく響き渡っている。1435以降もひずんだ音で信号も弱い、その後どうやら落ち着いたのか寸断もなくなり信号強度もいつもの強さになった。
拉致問題解説の途中から聞こえだした。ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さんから2014年2月に収録の新しい内容である。横田早紀江さんからも2014年2月収録のメッセージである。続いて2014年2月に都内で開催された「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」から横田早紀江さんの訴え。
今日の一曲は1972年のヒット曲、森昌子の「先生」、最初に登場したのは2009年である。終盤はジャミングも止まりクリアーに聞こえている。この番組は2014年4月1日、10日、19日、28日、5月7日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、1430とは違いスムースに出てきた。ジャミングは分からない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1629:35に番組終了、スペイン語でWHRのアナウンスが出てきた。1630:10キャリアーオフ。弱いジャミングが残っているのがわかる。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、引き続きジャミングは出てこない、受信状態は極めて良好である。先週と昨日1630と同じ日本語放送から始まっている。

「殉教者の声」は引き続き7525kHzで聞こえている。ジャミングは聞こえない。

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